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海外レース他 ニュース

投稿日: 2016.09.04 21:41
更新日: 2018.10.16 19:48

ロペス、「感謝」の勝利献上。チャンピオン決定は9月末か

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海外レース他 | ロペス、「感謝」の勝利献上。チャンピオン決定は9月末か

 WTCC世界ツーリングカー選手権の日本ラウンドは9月4日、ツインリンクもてぎでオープニングレース/メインレースが行われたが、メインレースでは残り3周まで首位を快走していたホセーマリア・ロペスが突然のスローダウン。チームメイトのイバン・ミューラーが優勝を飾るシーンがあった。

 2014年、15年とチャンピオンを獲得してきたロペスは、2017年に向けシトロエンがWTCCでワークス活動を行わないことも関係してか、フォーミュラEへの参戦が決まっており、今季でWTCCでのワークス活動は最後となる可能性が高い。

 そんなロペスは今季もチャンピオンシップをリードしてきたが、もてぎでもメインレースのポールポジションからスタートし、ふたたび勝利を飾るかと思われた。しかし、残り3周で突如としてスローダウン。ミューラーが先行することとなった。

 2位に入ったロペスはチェッカーを受けた後、母国アルゼンチン国旗をコースサイドで受け取ると、ウイニングランかのように1周をまわった。実は第11ラウンドのタイ戦がASNとの関係でキャンセルになることがほぼ確定しており、残りラウンド数との関係を考えても、2位で“暫定”ながらチャンピオン決定だったのだ。

 レース後、ロペスのスローダウンで勝利を得ることになったミューラーは「週末の間、そういう可能性があるということはチームの中でも話していたんだ。実はアルゼンチンでは僕が彼に譲っているし、彼は今回チャンピオンを決めたことから、勝利を譲ってくれたんだ」と明かした。

「前にもこういったことは何度かあった。ロペスがチャンピオンを決めた後、彼に求められるのはチームにタイトルをもたらすことだからね」

レース後、“シトロエン手ぬぐい”を頭に巻き乾杯するロペスとミューラー
レース後、“シトロエン手ぬぐい”を頭に巻き乾杯するロペスとミューラー
ロペスがイバン・ミューラーに首位を譲った直後
ロペスがイバン・ミューラーに首位を譲った直後


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