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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.01.28 16:40
更新日: 2019.01.28 16:59

豪州SC:15年王者ウインターボトムがホールデンを初テスト「確かに別モノだね」

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海外レース他 | 豪州SC:15年王者ウインターボトムがホールデンを初テスト「確かに別モノだね」

 オーストラリア大陸のみならず、世界中でファンを獲得している人気ツーリングカー・シリーズ、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーで2015年王者に輝いているマーク・ウインターボトムが、長年在籍したフォードから移籍先の“チーム18”に合流。自身初となるホールデン製『コモドアZB』のテストを実施し、その感触の違いを楽しむとともに「少しマシンに弄ばれたみたいだった」と、その初体験をふり返った。

 VASCではフォードの顔として13シーズンにもわたりファクトリードライバーを務めたウインターボトムは、このオフシーズン最大の移籍劇としてティックフォードからの離脱を決意し、今季トリプルエイト・レースエンジニアリングと提携してホールデンのファクトリーサポートを受けるチーム18に移籍。

 1月第4週の火曜に、クイーンズランド・レースウェイでチャーリー・シュワルコート率いる新生IRWIN(アーウィン)レーシングのブランニューシャシーが使用された『ホールデン・コモドアZB』のステアリングを握った。

「火曜午前の走行セッションでは10周程度しか走ることができなかったから、まだこのホールデンがどんな性格かをすべて言い表すのは難しい。正直なところ、その短い時間ではまるでマシンにからかわれて、弄ばれたようなものだったよ」と、笑みを浮かべたウインターボトム。

「でもスーパーカーのマシンをドライブして、その細部の感触を確かめるのはいつだって本当にクールだ。慣れ親しんだ(フォード)ファルコンFG-Xと比べても、わずかにフィーリングが異なっていて、それは微妙なんだけど確実な違いだと言っていいね」

 このテストでは、かつて苦楽をともにした仲でもあり、2017年限りでフォード陣営のDJRチーム・ペンスキーを離れた元担当エンジニアのフィル・キードとも、ふたたびタッグを組むことが確認され、ウインターボトムはGen2ワンメイク規定の新造シャシーをテストに間に合わせたトリプルエイトのエンジニアリング・クルーにも賛辞を贈った。

「通常この1月15日という日程は、レースカーだと数千ものパーツに分解された状態が当たり前なんだ。なぜなら(VASCの公式)テストは2月も中旬。まだ1カ月以上も猶予のある期間だからね」

チャーリー・シュワルコート率いる新生IRWIN(アーウィン)レーシング移籍を決めたマーク・ウインターボトム
1月第4週の火曜に、クイーンズランド・レースウェイでのテストドライブが実現した


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