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投稿日: 2019.03.11 13:27
更新日: 2019.05.13 12:25

【動画】ロッテラーvsバードが熱戦も幕切れは後味悪く……。フォーミュラE第5戦香港 決勝ハイライト


 3月10日に行われたABBフォーミュラE選手権2018/2019年シーズン第5戦香港E-Prixは、参戦2シーズン目のエドアルド・モルタラ(ベンチュリ)が自身初そして、チームに初めての優勝をもたらす結果で幕を閉じた。そんなレースのハイライト動画がYouTubeで公開されている。

 前述のとおり今レースを制したのはモルタラであるが、こと主役となれば彼の前を走っていたアンドレ・ロッテラー(DSテチーター)とサム・バード(エンビジョン・ヴァージン・レーシング)のふたりであったことは間違いないだろう。

 レース序盤にトップ2圏内に躍り出た2名は雨上がりのダンプ路面のなか、3番手以下を大きく引き離しながらテール・トゥ・ノーズの接近戦を展開。途中数回のセーフティカーランを挟みながらも、ロッテラーとバードの激しい首位争いはその勢いを留めることなくレース終盤まで続いていった。

 そうしたなかで迎えたラスト2周、波乱の幕切れにつながるアクシデントが発生する。追う立場のバードがブレーキング時に首位を走るロッテラーに追突したのだ。

 これによりロッテラーのマシンの右リヤタイヤはバースト。代わってトップ立ったバードが残り2周を走りきりトップチェッカーを受けたが、当該アクシデントの審議結果はバードに5秒の加算ペナルティを課すというものに。

 この結果、バードは6位に降格となり同時に、2位でチェッカーを受けたモルタラが繰り上がりで初優勝を飾ることとなった。

 公開されたハイライト動画では見る者を魅了したロッテラーとバードのトップ争い、そしてあのアクシデントはもちろん、この他のクラッシュやオーバーテイクシーンを収録している。中継を見逃してしまった人はもちろん、リアルタイムでチェックしていた方も波乱のレースをもう一度振り返ってみよう。


アンドレ・ロッテラーの後退に落胆するDSテチーターのスタッフ
アンドレ・ロッテラーの後退に落胆するDSテチーターのスタッフ
サム・バード(エンビジョン・ヴァージン・レーシング)は今季2度目のトップチェッカーを受けるも、5秒加算ペナルティで6位に降格となった
サム・バード(エンビジョン・ヴァージン・レーシング)は今季2度目のトップチェッカーを受けるも、5秒加算ペナルティで6位に降格となった
マシンにダメージを追ったネルソン・ピケJr.(パナソニック・ジャガー・レーシング)
マシンにダメージを追ったネルソン・ピケJr.(パナソニック・ジャガー・レーシング)
マルチクラッシュによりフェリペ・ナッセ(ジェオックス・ドラゴン)、パスカル・ウェーレイン(マヒンドラ・レーシング)、ランキングトップだったジェローム・ダンブロシオ(マヒンドラ・レーシング)がリタイアとなった
マルチクラッシュによりフェリペ・ナッセ(ジェオックス・ドラゴン)、パスカル・ウェーレイン(マヒンドラ・レーシング)、ランキングトップだったジェローム・ダンブロシオ(マヒンドラ・レーシング)がリタイアとなった
フェリペ・ナッセ(ジェオックス・ドラゴン)のクラッシュに端を発したマルチクラッシュの処理にあたるコースマーシャルたち
フェリペ・ナッセ(ジェオックス・ドラゴン)のクラッシュに端を発したマルチクラッシュの処理にあたるコースマーシャルたち


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