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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.04.14 01:40
更新日: 2019.05.13 12:26

フォーミュラE第7戦ローマ:初ポールのロッテラーは表彰台獲得。エバンスが逆転で初優勝

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海外レース他 | フォーミュラE第7戦ローマ:初ポールのロッテラーは表彰台獲得。エバンスが逆転で初優勝

 4月13日、2018/19年ABBフォーミュラE選手権第7戦がイタリアのローマで開催され、ミッチ・エバンス(パナソニック・ジャガー・レーシング)が自身初優勝。2位にはアンドレ・ロッテラー(DSテチーター)が入った。

 昨年に引き続き開催されたローマE-Prixは、シーズン中2番目のコース距離で争われる。決勝レース前の降雨によって、ウエットとドライ路面が混在する難しい状況でレースは行われた。

 アタックモードのアクティベーションゾーンは登り坂区間が始まるターン6のイン側に設置、レース中に2度使用でき1回4分稼働する。

 ポールポジションは日本でもお馴染みのロッテラー。予選アタックの最中にオーバーランを喫するも圧倒的な速さを披露し、フォーミュラE参戦19戦目にして自身初のポールを獲得した。

アンドレ・ロッテラー(DSテチーター)は自身初のポールポジションを獲得した

 2番手にはここまで苦戦続きだったジャガーのエバンス、ホセ・マリア・ロペス(ジェオックス・ドラゴン)が3番手、ストフェル・バンドーン(HWAレースラボ)が4番手に付ける。

 このレースが参戦50戦目となるニッサンのセバスチャン・ブエミ(ニッサン・e.ダムス)は6番手、前戦の三亜E-Prixで2位表彰台を獲得したオリバー・ローランド(ニッサン・e.ダムス)は10番手からのスタートに。

 現地時間16時過ぎ、決勝レースがスタート。ロッテラーが見事なスタートを切り、1コーナーを先頭で通過。後方ではブエミが4番手まで順位をあげた。

 一方で、マキシミリアン・ギュンター(ジェオックス・ドラゴン)が路面の影響かスピンを喫しウォールに接触、フロントカウルが外れてしまう。最終コーナーではサム・バード(エンビジョン・ヴァージン・レーシング)もスピン。後方から接触を受けリヤカウルにダメージを負ったが、両者とも走行を再開した。

 各所でバトルやトラブルが発生するなか、2周目には多重クラッシュが発生。ターン16でロペスがスピン。ウォールに接触してストップしたロペスに、後方からゲイリー・パフェット(HWAレースラボ)が避けきれず接触。ジャン-エリック・ベルニュ(DSテチーター)も止まりきれず追突してしまう。

 3台がコースを完全に塞ぎ、マシン回収のためレース開始3分で赤旗中断となった。パフェットは足回りを痛めたようでリタイア。ベルニュを始めカウルなどに破損があったマシンはこの間にピットレーン上で修復を受け、レース復帰へ準備を整える。

 約50分間の中断を経てロッテラーを先頭にエバンス、バンドーン、ブエミの順に残り42分からセーフティカー(SC)先導でレースは再開。この4台はアタックモードを使わず、一方で後方の数台は稼働させるなど戦略が分かれる。

◼️ロッテラーとエバンスの一騎打ちはファイナルラップまで続く

ドライとウエットが混在する難しい路面状況に

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