残り時間は約3時間半。ここから17時50分まで、各車が列を作り再アテンプトを行っていく。アテンプトを待つ列は2列あり、これまでの記録を消してアテンプトを行うレーン1と記録を保持してアテンプトを行うレーン2。順番はレーン1が優先される。
ポールシュートアウトへのターゲットは9番手のセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)の228.800mph。そして、バンプアウト組は30番手のジョーダン・キング(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の226.682mphがターゲットスピードとなる。
残り約2時間でアロンソが再アテンプトへ。1周目を228.464mph、2周目は226.211mph、3周目は223.608mphとスピードは落ち、この時点でのターゲットとなるマックス・チルトン(カーリン)の226.934mphには届かないと判断し、4周目の計測はせずにアテンプトを中断する。
続いて、いちばん最初にアテンプトを行ったデイリーが、トップ9を目指し再アテンプトへ。平均228.617mphでポジションをアップするもブルデーには届かず11番手に。
クラッシュを喫したヒンチクリフは、スペアカーでアテンプトへ。しかし、226mph台しかスピードが伸びず30番手に届かない。
アロンソが2度目の再アテンプトに。今度は227.000mphでまとめ、30番手に入った。
さらに12番手のエリオ・カストロネベスや10番手のマルコ・アンドレッティがアテンプトへと向かうが、自身のスピードを更新できず中断。上位9台は変わらないが、30番手争いは白熱する。
再アテンプトを行ったパトリシオ・オワード(カーリン)が227.065mphを記録し30番手に。31番手以下に落ちてしまったアロンソが、続いて再アテンプトへ。しかし、スピードが伸びない。
残りは1時間。ここでハータがアテンプトへ。平均229.478mphとスピードを更新し5番手に入る。
再アテンプトを行ったベン・ハンレイ(ドラゴンスピード)が227.482mphを記録し25番手に。オワードがバンプされ、ターゲットはJR.ヒルデブランドの227.183mphに。
続いてアロンソが再びアテンプトへと向かう。1周目は227.999mphに乗せ、平均227.224mphで29番手に入り、アロンソもガッツポーズをみせる。
30番手となったフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ)がアテンプトを行い28番手に。そして、残り6分でアテンプトに向かったJR.ヒルデブランド(ドレイヤー&レインボールド)が、平均227.908mphを記録し20番手に入る。
残り時間が迫るなか、続いてアテンプトに向かったのはグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。3周を228mph台でまとめラストを227.270mphで走行し、17番手に入る。
レイホールのアテンプト中に終了を告げる鉄砲が鳴り響き、予選1日目が終了。
ピッパ・マン(クラウソン-マーシャル・レーシング)が30番手で予選通過が確定。アロンソは31番手となり、明日のラストロウシュートアウトにまわることとなった。
佐藤琢磨もレーン2から再アテンプトを狙っていたが時間切れとなり、14番手グリッドが確定した。