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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.06.08 08:54
更新日: 2019.06.08 09:40

インディカー第9テキサス予選:琢磨が今季2度目のポールポジションを獲得

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海外レース他 | インディカー第9テキサス予選:琢磨が今季2度目のポールポジションを獲得

 テキサス・モータースピードウェイで開催されているインディカー・シリーズ第9戦。7日に行われた予選は、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が今シーズン2度目となるポールポジションを獲得した。

 ナイトレースで開催されるテキサス戦。7日は日中にプラクティス走行、そして夕方17時45分から予選が行われた。

 プラクティスでトップスピードを記録したのは、ルーキーのコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)。

 前日も2番手と好調だった佐藤琢磨は、再び2番手となり予選に向けて順調にセッティングを煮詰めている。3番手には、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が続いた。

日本人メディアに囲まれる佐藤琢磨
日本人メディアに囲まれる佐藤琢磨

 17時45分から予選がスタート。ポイントランキングの逆順に1台ずつ2周連続で走行を行い、平均スピードで争う。

 マックス・チルトンの代わりにテキサス戦に急きょ参戦することになったコナー・デイリーが最初にアタックへと向かう。

 5番目のトニー・カナーン(AJフォイト)は、1周目でウォールにタッチ。大きなクラッシュにはならなかったが、アタックを中断しノータイムに。

 続いて登場したのは前戦で初表彰台を獲得したマーカス・エリクソン(アロウ・シュミット・ピーターソン)。しかしトップのザック・ビーチ(アンドレッティ・オートスポート)に及ばない。

 プラクティスでトップだったハータが7番目にアタックへ。2周平均218.406mphでトップに立つ。

 10番目のアタックとなったスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)は、1周目を218.777mph、2周目は219.423mphにスピードアップし、平均219.099mphとハータを上回る。

 しかし、12番目のセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)が1周目を220mph台で走行し、平均219.746mphでトップを奪う。

 ブルデーのタイムが破られないまま、残りは7人。16番目に登場したライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が1周目を219.782mphで走行し、ブルデーに迫るも0.0449秒届かず平均219.537mphで2番手。

 そして、佐藤琢磨が予選アタックへと向かうウォームアップラップを215.528mphで走行した琢磨は、1周目を220.433mphとトップスピード。さらに2周目を220.067mphで走行し平均220.250mphでトップに立つ。

 続くディクソンも1周目を220.397mphと琢磨に迫るも2周目は219mph台に落とし2番手に。

 インディ500ウイナーのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)は、この時点で5番手に。ロッシもスピードが伸びずハータの後ろとなる10番手に沈む。

 ラストアタッカーは、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)も琢磨に届かず。

 佐藤琢磨が、今シーズン2度目、通算9度目となるポールポジションを獲得。2番手にディクソン、3番手にブルデー。4番手にハンター-レイとホンダ勢が上位を独占した。


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