先にお伝えしたとおり、BMWは27日に将来に向けたモータースポーツ活動計画を発表し、正式に電動シングルシーター選手権のフォーミュラEに参戦。MSアムリン・アンドレッティとのパートナーシップ契約を結び、将来的なフルワークス化に向けた評価を進めていくという。
この提携は早くから噂されており、今季からドライバーに起用されたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタの加入とともに、BMWがチーム運営に関与するのでは……という憶測が囁かれていた。
BMWによれば「この革新的なシリーズでのプロセスにより、BMWにとって何が可能かを理解し、今後の関与の可能性を確認するため」に、このアメリカのチームと密接に連携していくことを決めたという。
この10月9日に香港で開幕するシーズン3に向けて、アンドレッティのシングルモーター/5速ギヤボックスを使用する”ATEC-02″パワートレインの開発に積極的に関与していくことになる。
今回の発表では、フォーミュラEが完全なシングルカー・レースに移行する2018/19シーズンまでは、フルワークス体制を取らず、今後のBMWの関与の方法を模索する第一歩という位置付けであることも、改めて強調された。
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