9月28日に発表されたFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)の決定事項のなかで、フォーミュラEのシーズン3となる2016/17カレンダーの最終版が正式発表された。
これまで、7月15~16日開催の予定で、WEC世界耐久選手権のニュルブルクリンク戦とのバッティングが懸念されていたカナダ・モントリオールのダブルヘッダーが移動となり、同じ北米開催で最終戦に予定されていたニューヨークePrixとスワップする形となった。
これにより先日、現地のカンファレンスにてコースレイアウトが発表されたばかりのニューヨーク、ブルックリン戦がWECとバッティングする形となり、昨季王者のセバスチャン・ブエミや、タイトルコンテンダーとなったルーカス・ディ・グラッシらがエントリーの調整を迫られることとなりそうだ。
そのほか、新規追加予定のラウンドを『TBA』として暫定カレンダーに組み込んでいたフォーミュラEだが、それらふたつのイベントはなくなり、来季も全10戦で争われることが決まった。
初開催のニューヨーク市街地は全長約2kmで、ブルックリン港湾部のクルーズターミナルに隣接し、自由の女神像を見上げるレイアウト。13のコーナーが設けられ勝負が繰り広げられる。
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