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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.08.29 05:45
更新日: 2019.08.28 22:22

豪州SC:ジェームス・コートニーがウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド離脱へ

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海外レース他 | 豪州SC:ジェームス・コートニーがウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド離脱へ

 オーストラリア大陸最大の人気ツーリングカー選手権、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーに参戦する2010年チャンピオンのジェームス・コートニーと、所属チームのウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド(WAU)は、2020年シーズンに向け契約交渉を行わないことを確認。2019年限りで関係を解消し、コートニーがチームを離脱するとアナウンスした。

 2000年にはイギリスF3選手権を制覇すると、2003年からは日本に活動の舞台を移し、初年度の全日本F3タイトル獲得を皮切りに、フォーミュラ・ニッポンや全日本GT選手権でも活躍。GTでは名門チームトムスに所属し、2004年には片岡龍也と、スーパーGT初年度となった2005年には土屋武士とタッグを組み、トヨタ・スープラをドライブした。

 その翌年から母国復帰を果たしたコートニーは、V8スーパーカー・チャンピオンシップにストーン・ブラザーズ・レーシングからエントリー。その後、ディック・ジョンソン・レーシング(DJR)移籍2年目の2010年には5勝を挙げ、チーム史上初のシリーズタイトルを獲得した。

 その翌年にはチャンピオンタイトルを提げ、現在のチームにつながるホールデン・レーシング・チーム(HRT)へと移籍し、ウォーキンショー・レーシングがワークス待遇を失う2017年までファクトリーマシンのシートに座り続けてきた。

「数シーズンにわたってチーム内で培ってきた、親密で個人的な友情を考えれば、新たなシーズンに向けウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッドとの契約交渉を行わないという決断は、軽々しく下せるものではなかったよ」と、胸の内を明かしたコートニー。

「でも、ひとりのドライバーとして新たなチャレンジに挑むときが来たと感じているんだ。このチームが大好きだし、WAUは9年間もの間、僕にとってのホームであり続けた」

「あらゆることを一緒に経験し、我が家のように居心地の良い環境を離れるのは本当にツラい。でも、エキサイティングなチャンスが目の前に現れたときに、それを無視することはできなかったんだ」

2019年は最上位5位、ドライバーズランキング14位と苦戦が続いていた
チームからの惜別の辞に対し「心から感謝する」と応えたジェームス・コートニー


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