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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.10.31 05:01
更新日: 2019.10.31 10:04

オーストラリア・スーパーカー第13戦で42.7Gの大クラッシュ発生。レースはレッドブル連勝

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海外レース他 | オーストラリア・スーパーカー第13戦で42.7Gの大クラッシュ発生。レースはレッドブル連勝

 オーストラリア大陸で長きにわたる歴史を持つ伝統のツーリングカー・シリーズ、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーの2019年第13戦ゴールドコースト600が10月25~27日に開催され、土曜のレース1をジェイミー・ウインカップ/クレイグ・ラウンズ組が、続く日曜のレース2をシェーン-ヴァン・ギズバーゲン/ガース・タンダー組が制し、レッドブル・レーシング・オーストラリアが週末を完全制覇。王者スコット・マクローリンは日曜予選で42.7Gものインパクトを伴う大クラッシュを起こし、レース欠場を余儀なくされている。

 10月第1週に開催された第12戦バサースト1000を経て、古豪ギャリー・ロジャース・モータースポーツ(GRM)の2019年限りでの撤退発表という衝撃が残るなか始まったサーファーズ・パラダイスでのレースウイーク。

 そのGRMが保有していたシリーズ参戦枠である“レーシング・エンタイトルメント・コントラクト(REC)”をマット・ストーン・レーシング(MSR)が引き継ぐことも発表され、同じく2020年はニッサンからフォードへのスイッチに伴い、4台体制から2台へと縮小するケリー・レーシングのRECもチーム18のアーウィンレーシングが購入するなど、2020年シーズンに向けたストーブリーグも大きく動きをみせた。

 一方、シーズン終盤戦に設定されるコドライバー登録の“エンデューロ・カップ”開幕戦でもあった前戦バサースト1000で、マウントパノラマでの自身初優勝を飾ったディフェンディングチャンピオンのマクローリン/アレクサンダー・プレマ組とDJRチーム・ペンスキー陣営だが、そのレース内容を巡ってチームメイトであるファビアン・クルサード/トニー・ダルベルト組に「無線を通じて、規定で禁止されているチームオーダーを発令した」との疑惑で審議が続けられていた。

 このゴールドコースト600を前にVASCシリーズから裁定判断が下され、12号車クルサード組の最終結果は6位から最下位の21位に降格。また、DJRチーム・ペンスキーには25万豪州ドル(約1865万円)の罰金が科され、そのうちの10万豪州ドル(約750万円)は2021年末までの支払い猶予期間が設けられた。さらに、チームチャンピオンシップでも420ポイントが剥奪され、DJR陣営としてはバサーストでの獲得ポイントが無効という結果となった。

ゴールドコースト600に向けニッサン・アルティマの特別カラーを発表のケリー・レーシングは、リック・ケリーの2020年残留も発表
土曜予選で暫定ポールを獲得したチャズ・モスタートは、クラッシュにより戦線離脱
土曜のトップ10シュートアウトを制したスコット・マクローリンが今季16度目のポールポジションを獲得した


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