「まずはM-Sportが支持を集めたことを祝福したいと思うが、2022年からのTOCA共通エンジン供給権獲得の機会は、当然のことながら非常に高い注目度と入札者からの大いなる関心を集めた」と同氏。
「その経緯を経て、高いプロフェッショナリズムと専門知識を有するM-Sportが選出されたことは、今回の競争入札がいかに競争力のある包括的なプロセスの上で実施されていたかの証明になるだろう」
「また、BTCCエンジン規則の成功に不可欠な役割を果たしてきた、スウィンドン・パワートレイン社にも心からの敬意と感謝の意を表したいと思う。残りの2シーズン、引き続き彼らとの緊密な連携を楽しみにしている」
組織の成功に辣腕を奮ってきた現M-Sportマネージングディレクターのマルコム・ウィルソンも「絶えず変化と成長を続けるポートフォリオの中で、新しいBTCCエンジンのディールを追加できることにワクワクしている」と喜びを述べた。
「新たに、2022年からのTOCA BTCC共通エンジンサプライヤーに選出されたことを心から光栄に思っている」と続けたウィルソン。
「BTCCはイギリスのモータースポーツシーンを代表する人気シリーズであり、この国の権威と象徴とも言うべき重要な一部でもある。このエキサイティングな新プロジェクトで、TOCAや関連チームと協力できることを本当に楽しみにしている」
「個人的にも、M-Sportは国内で最も優れたエンジニアリングの専門知識を備えていると固く信じている。そして(落成したばかりのR&D施設である)我々M-Sportの評価センター(M-Sport Evaluation Centre)の能力も、この開発作業を通じてさらに向上していくと期待している」