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2016.11.25

高校生ドライバー佐藤万璃音イタリア挑戦記 第9回:2年間のFIA-F4参戦で得たものとは


成長の証--第6大会イモラではスタートでトップに立って初優勝。

 ヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)で大激戦のFIA-F4イタリアで2シーズン目を戦い抜いた、高校生ドライバー佐藤万璃音(さとうまりの)に今季を振り返った。

■17歳にして“達観”、“解脱”を知る

「イタリア・フォルリで2年目の田舎生活を終え、現在は日本へ戻っています。1年目は生まれ故郷の横浜との環境の違いに戸惑う場面も少なくありませんでしたが、2年目ともなると“ここには何もない”という状況にすっかり慣れてしまい、達観や解脱といった言葉の意味を17歳にして知りました(汗)」

「レースやトレーニングや学業や家事の合間、フォルリのアパートでの唯一の息抜きはアニメやラノベ(ライトノベル)、ゲームでした。自分が好きなことに集中し、現実逃避している時間がもっとも気分が落ち着きました」

「もし、僕に続いてイタリアなど外国でレース活動する人がいるならアドバイスとして、“インスタント麺だけは必ず持って行け!”と(汗)。あと、異国で生活するにあたって大事なのは、これまで見たり感じたりしなかった出来事との正面衝突も、受け入れたり受け流したりできる心の持ちようです」

「また、語学は非常に大事です。これは学校に行かなくても自宅でもできますし、一生懸命に取り組んで欲しいですね。第一外国語としての英語はレース活動をするにあたって絶対に必要ですし、住む国や所属するチームの国の第二外国語まで話せると何かと有利ですし便利。現地で彼女も作りやすいと思います。もっとも、残念ながら僕はまだそうした経験がありません……(汗)」

■優勝5回とチャンピオン争いが目標だったが……

「さて、FIA-F4イタリア参戦2シーズン目は、最低5回の優勝とつねにチャンピオン争いに絡むという目標を掲げて開幕を迎えました。しかし、甘かった。1シーズン目以上にFIA-F4ドイツを主戦場とするチーム/ドライバーがイタリアへやってきたり、無謀で無意味な競り合いを挑んでくるドライバーに翻弄されたりました」

「ランキングこそ目標に届きませんでしたが、第6大会イモラの予選2回目は10番手ながら満足できるアタックができましたし、決勝レース3での初優勝は今季でいちばん嬉しかった」

「11月末に開催される(女性アーティスト)LiSAさんのライブチケットが当選したのと同じくらい、天に舞い上がる気持ちになりました(汗)」

「今季はつらい経験も少なくありませんでした。第1大会ミサノの決勝レース1では、6番グリッドからのスタートという好位置を結果につなげられませんでした。気持ちだけが前へ行く空回りで、勝てるチャンスを1周目で台無しにしました。また、僕の大好きな声優さんが病気療養のため活動休止されたことも、プライベートではショックでした」

フィジカル・トレーニングで身体つきはますますたくましくなった。
フィジカル・トレーニングで身体つきはますますたくましくなった。

トランスポーターに万璃音が持ち込むお気に入りの着替えの数々(汗)。
トランスポーターに万璃音が持ち込むお気に入りの着替えの数々(汗)。

シーズンオフの癒しは女性アーティスト、LiSAさんのライブ。無事にチケットを入手したようだ。
シーズンオフの癒しは女性アーティスト、LiSAさんのライブ。無事にチケットを入手したようだ。


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