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投稿日: 2021.10.25 12:24

3冠王者マクラフランに続き、アール・バンバーもRSC『バサースト1000』参戦ならず

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海外レース他 | 3冠王者マクラフランに続き、アール・バンバーもRSC『バサースト1000』参戦ならず

 オーストラリア大陸最大のツーリングカー選手権、RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップで、2021年はシーズンフィナーレとして6日間の“フェスティバル”化がアナウンスされている『バサースト1000』に向け、ケリー・グローブ・レーシングからアンドレ・ハイムガートーナーの耐久カップ登録ペアとして参戦予定だったアール・バンバーが「スケジュールの都合と日程変更による折衝が難しい状況に陥った」ことにより、この豪州最大のイベントへの参加を見送る決断を下した。

 世界のモータースポーツカレンダーと同様、度重なるスケジュール改訂により伝統の10月第2週からまずは11月への延期、さらに最新版では12月初旬へと移動してシーズン最終戦を受け持つことになった『バサースト1000』は、初の試みとしてTCRオーストラリアを筆頭に豪州最速フォーミュラのS5000、GTワールド・チャレンジ・オーストラリアなど10ものカテゴリーを内包し、6日間に及ぶ“フェスティバル”化がアナウンスされた

 これにより開催期日を11月30日~12月5日へと移したシリーズ最大の祭典は、現在進行形で感染状況が日々移り変わる新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の防疫対策や渡航制限の影響も受け、かつてディック・ジョンソン・レーシング(DJR)とシリーズ3連覇を達成した2021年北米インディカー・シリーズのルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得者、スコット・マクラフランの『凱旋起用』もキャンセルされる事態となっていた。

 現在も続くオーストラリア政府の入国規制を受け、マクラフラン同様北米に活動拠点を置くニュージーランド出身のバンバーは、2021年もIMSAスポーツカー・チャンピオンシップ・ノースアメリカとファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパを主戦場としていることから、これらのスケジュール競合によりオーストラリアへの渡航が難しい状況となってしまった。

「アール(・バンバー)とは以前にも一緒にレースを戦ったことがあり、彼がどんなアプローチを採用するかを直接見ているだけに、こうした状況は非常に残念だ」と語るのは、今季からケリー・グローブ・レーシング)の共同オーナーを務めるステファン・グローブ。

「バサースト1000の日付変更により、彼のアメリカでのコミットメントとの衝突が避けられない事態となった。今後も2度のル・マン24時間総合優勝経験者をチームに招く機会に向け、つねにドアを開けておくつもりだし、来季のバサーストで彼を取り戻すことは間違いない」

「彼は非常に優秀な才能で、2022年にすべての日付が一致すれば、確実にファーストプライオリティとなるだろう」

アール・バンバーは2018年には耐久カップ登録ドライバーとして、ホールデン・コモドアZBのステアリングを握っている
同年のサンダウン500では、シェーン-ヴァン・ギズバーゲンとともに2位表彰台も獲得した

■バサースト12時間ウイナーのマット・キャンベルに白羽の矢


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