NASCARは1月23日、2017年シーズンからレースフォーマットを変更すると発表。これまで『チェイス』として行われていたプレーオフの名称が『プレーオフ』に改められるほか、通常レースを3ステージに分割。また、新たに『レギュラーシーズン・チャンピオン』も設けられている。
今年から米携帯通信会社のスプリントに代わり、エナジードリンクブランドのモンスターエナジーがトップクラスの冠スポンサーに就任したNASCAR。新レギュレーションは最高峰のカップシリーズのほか、併催のエクスフィニティシリーズ、トラックシリーズにも導入される。
新たなレースフォーマットでは、1レースを3ステージに分割。ステージ1とステージ2は周回数の25~30%で構成され、残り40~50%がファイナルステージとなる。なお、各ステージの周回数はイベントごとに変化する。
ステージ1とステージ2終了時には、ステージチェッカーフラッグが掲示され、その時点でトップ10につけているドライバーには、順位順に10-9-8-7-6-5-4-3-2-1点の選手権ポイントが与えられる。
また、各ステージ終了時点でトップに立っているドライバーには『プレーオフ』に持ち越せるボーナスポイント1点も付与される。
そして、ファイナルステージをトップで制したドライバー、つまり当該レースのウイナーには40点の選手権ポイントと5点の『プレーオフ』ボーナスポイントが与えられるほか、2位には35点、3位には34点という形で35位まで選手権ポイントが与えられる。
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