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海外レース他 ニュース

投稿日: 2022.09.22 17:27
更新日: 2022.09.22 17:29

新型『トヨタ・カローラGRS TCR』がデビュー2戦目でポール・トゥ・ウイン/TCRサウスアメリカ第7戦

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海外レース他 | 新型『トヨタ・カローラGRS TCR』がデビュー2戦目でポール・トゥ・ウイン/TCRサウスアメリカ第7戦

 そのQ2はセッション開始から全12台がトラックインし、ウルティアがウォームアップでわずかにワイドになる状況から始まると、バリオは最初の周回でファステストラップを記録し、ロッソやウルティアに対しコンマ5秒のマージンを築く。

 ポールポジション争いはそのロッソとウルティアがセクター最速のパープルを計時して追い縋ったものの、ロッソのシビックは0.134秒、ウルティアのリンク&コーは0.648秒差で届かず。バリオのカローラがデビュー2戦目でのポールポジションを獲得した。

「トヨタ・アルゼンティーナのサポートに心から感謝している。1周目は素晴らしかったけど、2周目には小さな問題があった。明日までに修正するつもりだけど、満足しているし、自信を持っているよ」と、事前テストからホセ-マリア・ロペスやマティアス・ロッシらとともにテストを担当してきたバリオ。

 日曜現地午前9時30分にスタートしたレース1は、ロッソのホンダ・シビック、ウルティアのリンク&コーを従えたポールシッターが順当にホールショットを決めると、トップ3の背後ではモンテネグロのアウディとラファエル・レイス(W2プロGP/クプラ・レオン・コンペティションTCR)が接触上等のバトルを繰り広げ、上位勢が逃げを打つ体制をサポートする展開となる。

 この結果、17周を走破したバリオの『トヨタ・カローラGRS TCR』は、2位ロッソに2.997秒、3位ウルティアに約20秒近いギャップを構築しての“ライト・トゥ・フラッグ”を達成。初ポールを勝利に換える盤石のドライビングを披露した。

 そのまま午後に実施されたレース2でも、リバースの10番グリッドから出たバリオは、7周目には6番手に浮上してチェッカーを受け、混戦でも勝負が可能なリライアビリティを確認することに。

 また、この第7戦の週末を終えたシリーズは、10月8~9日にサンフアンで開催される今季最終戦を前に「大幅に規模を拡充した」2023年カレンダーを発表。ここまで協議が続けられてきたTCRブラジルの創設に伴い、サウスアメリカ全12戦のうち5戦を併催することとし、スプリントシリーズはアルゼンチンで3戦、ウルグアイで1戦、残り4戦をブラジルで開催する合計8ラウンドと16のヒートを予定する。

 そして今季も2戦が実施されたエンデュランスシリーズは、アルゼンチンで2戦、ウルグアイで1戦、ブラジルではフィナーレを含む合計4戦を計画し、レース時間も現在の60分から100分に延長され、給油と必須のピットストップが追加される。

17周を走破したバリオの『トヨタ・カローラGRS TCR』は、2位ロッソに2.997秒、3位ウルティアに約20秒近いギャップを構築しての“ライト・トゥ・フラッグ“を達成した17周を走破したバリオの『トヨタ・カローラGRS TCR』は、2位ロッソに2.997秒、3位ウルティアに約20秒近いギャップを構築しての“ライト・トゥ・フラッグ“を達成した
17周を走破したバリオの『トヨタ・カローラGRS TCR』は、2位ロッソに2.997秒、3位ウルティアに約20秒近いギャップを構築しての“ライト・トゥ・フラッグ“を達成した
「クルマには満足しているし、決勝も自信を持っているよ」と語っていたホルヘ・バリオ。初ポールを勝利に換える盤石のドライビングを披露した
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レース2はラファエル・レイス(W2プロGP/クプラ・レオン・コンペティションTCR)が勝利を飾っている
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