FIAヨーロピアンF3シリーズに参戦するモトパークは2月13日、日本人ドライバーの佐藤万璃音(さとう・まりの)を2017年シーズンに起用することを発表した。
佐藤は1999年神奈川県出身。まだ今年18歳という若さのドライバーだ。中学卒業後から渡欧し、ビンツェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)からイタリアのFIA-F4に参戦。12月にスペイン、ポルトガルで行われたテストではF3参戦を目指しモトパーク、ミュッケのマシンをドライブしていたが、今回モトパーク入りが決まった。
オッシャースレーベンに本拠を置くモトパークは、2016年にプレマパワー、ハイテックGPに次いでチームランキング3位を獲得した強豪。チーム代表のティモ・ランプケイルは「佐藤万璃音をチームに迎えることができてうれしく思うよ」と語った。
「2015年末に一度テストをしていたのだが、その時から彼は良好なパフォーマンスを示していた。そこから連絡を取りあうようにしていたんだ。この冬のテストからいいタイムをマークしているから、彼はルーキーイヤーからいいリザルトを出すことができると思う」
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