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海外レース他 ニュース

投稿日: 2023.08.29 19:20

レギュラー最終戦はブッシャー3勝目でRFKが1-2達成。プレーオフ最終枠はウォレスに/NASCAR第26戦

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海外レース他 | レギュラー最終戦はブッシャー3勝目でRFKが1-2達成。プレーオフ最終枠はウォレスに/NASCAR第26戦

 これでオーバータイムの延長リスタートに突入したラスト2周の勝負は、ボトムレーンを選択した首位ケビン・ハーヴィック(スチュワート・ハース・レーシング/フォード・マスタング)に対し、アウトサイドレーンで“トレイン”を組んだRFK陣営が軽々と車速を上げていく。

 最後はケセロウスキーがハーヴィックに牽制も入れる献身的なサポートも見せ、ブッシャーがカップ5勝目を飾る結果となった。

「なんて素晴らしい! リスタートのクロージングラップで、ブラッドが本当に最高のプッシュを見せてくれた」と、僚友兼オーナーへの感謝を述べたブッシャー。

「僕らは前後に並んで、なるべくクルマを繋げようと協調した。最後の数周はほとんど途切れることはなかったし、ときどき不安定になることも少しはあったが、それこそ僕らが2年間、SSWのレースで勝つために懸命に取り組んできたことなんだ」

「僕らはとても近くにいた。でも、ここでようやく積み重ねてきた多くのことを、残り5周以内の重要な局面でようやくやり遂げることができたし、今夜は特別だね!」

 アルミローラの3位に続き、エリオットが4位、ロガーノが5位のトップ5となり、アルミローラもエリオットもプレーオフ進出に必須な『勝利』には届かず。12位チェッカーのウォレスがポイントを獲得して最終ランキング16位を確定させ、自身初のポストシーズン出場権を獲得することとなった。

 併催されたNASCARエクスフィニティ・シリーズ第24戦『ワワ250・パワード・バイ・コカ・コーラ』は、ジャスティン・オルゲイアー(JRモータースポーツ/シボレー・カマロ)が、ペナルティの波乱で後方へ転落した後のカムバックを披露し、シェルドン・クリード(リチャード・チルドレス・レーシング/シボレー・カマロ)を延長戦の末に僅差で降して勝利。

 そしてすでにプレーオフへ突入しているNASCARクラフツマン・トラック・シリーズの第18戦『クリーン・ハーバーズ175』は、ウィスコンシン州ミルウォーキーマイルの1マイルを制したグラント・エンフィンガー(GMSレーシング/シボレー・シルバラードRST)が今季3勝目を飾り、引き続き2台体制を敷いた服部茂章のハットリ・レーシング・エンタープライズ(HRE)は、16号車タイラー・アンクラム(トヨタ・タンドラTRD-Pro)が20位、61号車ショーン・ヒンゴラーニ(トヨタ・タンドラTRD-Pro)が23位でレースを終えている。

「なんて素晴らしい! リスタートのクロージングラップで、ブラッドが本当に最高のプッシュを見せてくれた」と今季3勝目のブッシャー
チェイス・エリオット(手前)も、僚友アレックス・ボウマン(Hendrick Motorsports/シボレー・カマロ)とともにポストシーズン進出を逃す結果に終わった
Xfinityではジャスティン・オルゲイアー(JR Motorsports/シボレー・カマロ)が、CRAFTSMAN Truckではグラント・エンフィンガー(GMS Racing/シボレー・シルバラードRST)が勝利を挙げている


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