F1ニュース

2009.12.23

ハウグ、シューマッハーの“帰還”に歓喜「19年前の研修生が帰ってくるのを温かく迎えたい」


 メルセデスGPが23日、ミハエル・シューマッハーと正式契約を結び、そのプレスリリースの中でメルセデスベンツ・モータースポーツの副代表であるノルベルト・ハウグは、過去に3度、シューマッハーにメルセデスへの復帰を呼びかけたと告白。来季その思いが実現し歓喜していると明かしている。

 1990年にメルセデスベンツに加入して以来、メルセデスのモータースポーツ活動を率いてきたハウグはプレスリリースの中で、メルセデスベンツ・ジュニアチームの一員として当時ドイツF3などで活躍していたミハエル・シューマッハーとの思い出を語る。

「1991年の4月、私がメルセデスベンツ・モータースポーツのプログラムを担当していたとき、ミハエルはある晩バルコニーで私のそばに立っていた。そして、低い声で疑いなく『僕はF1に乗る』と言ったんだ。そしてその4ヶ月後、彼はスパでジョーダンからF1デビューを飾った。メルセデスベンツは彼を助け、その後は歴史が語るとおり。彼はどんなドライバーよりも多い7度のワールドチャンピオンを獲得し、91のグランプリに勝利した。ミハエルはすべてのドライバーよりも多くの栄冠を持つ」

「ミハエルはメルセデスベンツ・ジュニアチームの一員としてグループCスポーツカーレースを戦い、DTMドイツツーリングカー選手権にも出場した。当時我々のライバルであるジャガーの一員だったロス・ブラウンは彼の才能を見抜き、彼らはベネトン、フェラーリでともに7度のチャンピオンを獲得したんだ」

 ハウグはそんなシューマッハーの活躍をライバルであるマクラーレン・メルセデスの一員として見ながらも、いつかはシューマッハーがメルセデスベンツに戻ってきて欲しいという気持ちを抱いていたと明かす。

「我々の気持ちとしては、ミハエルがキャリアをスタートさせたところに戻ってほしいと思っていたし、ミハエルもそれを知っていたんだ。我々はよくレースの後にその事を冗談で言い合ってきたが、ミハエルのキャリアの中で3度、それが真剣に話し合われたことがあった。1995年、1998年、そして2005年だ」

「今、それが2010年に現実になったことを本当に喜ばしく思っている。私はミハエルとともにメルセデスベンツ、ダイムラーの皆が一緒に働くことが本当に楽しみで仕方ない。19年前の研修生が帰ってくるのを温かく迎えようと思う。その研修生は今、歴史上最も優れたドライバーになったんだ」


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