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F1ニュース

投稿日: 2010.06.28 00:00
更新日: 2018.02.15 20:50

「可夢偉のラップタイムは衝撃的だった!」とザウバー


 ヨーロッパGPで7位入賞を果たした小林可夢偉について、チーム代表のペーター・ザウバーとテクニカルディレクターのジュームズ・キーのふたりがレース内容を絶賛している。

「スタートのグリッド順を考えれば、なんというファンタスティックなレースだったんだろう」とチームを率いるザウバーは語っている。
「今日はチームとドライバーがすべての仕事をキッチリとこなしてくれたよ。ペドロは非常に堅実なパフォーマンスを発揮して1ポイントを獲得したし、可夢偉はとにかく素晴らしかった」
「彼が3番手を走っている時のラップタイムは本当に衝撃的だった。彼らはマシンにどれくらいのポテンシャルがあるかを証明してくれたんだ。チームのみんなとドライバーにおめでとうを言うよ!」

 テクニカルディレクターのキーも満足している。「チームにとって非常にいい結果になった。両方のドライバーは素晴らしいレースをみせて完走してくれたね」

「昨日の予選の結果をふまえ、我々は戦略を分けることに決めた。可夢偉に対しては硬いほうのコンパウンドでいけるところまで行かせ、ペドロにはよりスタンダードなアプローチを選んだ。彼はオプションタイヤでスタートし、セーフティカーが出たタイミングでうまくピットストップを行った。タイヤもよく持ってくれたから、彼はそのままレースを完走することができたよ」

「可夢偉にはそのままでレースを走らせて、我々が彼のラップタイムと後ろのトラフィックを注視し続けることにした」
「彼が3番手を走行している時のパフォーマンスは本当に素晴らしかったね。何度か非常に速いラップタイムもマークしたし、それほど多くプレッシャーを受けずにジェンソン・バトンを抑え続けた。我々はこの結果に非常に満足している。チームとドライバーがすごい努力をしてくれたおかげだよ」