更新日: 2018.02.17 07:59
スーパーカーレース 第3戦・第4戦レースレポート
SUPER CAR RACE
PRESS RELEASE
■SCRシリーズ2015年第3戦レースリポート
●2015スーパーカーレースシリーズ第3戦、第4戦がツインリンクもてぎを舞台に開幕!
4月に富士スピードウェイで開幕した2015スーパーカーレースシリーズは、新緑かおる栃木県のツインリンクもてぎに舞台を移し第2ラウンドが行われ5月9日、公式予選に続いて第3戦の決勝が行われた。
●カテゴリーⅠに横溝直輝、カテゴリーⅡに影山正美、新たに2人のプラチナドライバーが参戦。
今回カテゴリーⅠのディレクションチームから横溝直輝がフェラーリ4585Italia GT3で参戦。横溝はスーパーGTのGT300クラスで活躍する国内トップドライバーのひとり。その横溝の教え子とも言える中国のジェントルマン、シュ・ウェイが今回の相棒だ。公式予選では横溝が本領発揮!
Bドライバー予選で佐々木孝太(フェラーリ4585Italia GT3)に0秒872の差をつける1分51秒509を記録してPP(ポール・ポジション)獲得。これは今年3月ツインリンクもてぎで行われたスーパー耐久開幕戦、GT3車両で争われるST-Xクラスのレコードを破る速さだった。ジェントルマンによるAドライバー予選は、佐々木とともに第2戦で優勝を飾ったアゲアゲレーシングのNAORYUが貫禄のPPゲットとなった。
●第3戦決勝はディレクションレーシング458GT3がシュ・ウェイ、横溝直輝とつないで逆転の初優勝!!カテゴリーⅡは上野嘉三/影山正美組が優勝!
第3戦決勝はAドライバーのジェントルマンがスタートを務め、カテゴリーⅠはPPのNAORYU(フェラーリ4585Italia GT3)がトップをキープ。これをシュ(フェラーリ4585Italia GT3)が追う展開。両者の差は少しずつ開き始め、9秒以上のマージンを築いた11周終了でNAORYUがピットイン。続いてシュもピットインして横溝直輝にバトンタッチ。ここから横溝の猛追が始まった。逃げる佐々木との差を1周1秒以上も縮める快走。50分レースも残り14分を切った18周目。90度コーナーでインをついてついに横溝がトップ浮上。そのまま残り周回を走り切って横溝、シュともに初優勝を飾った。
カテゴリーⅡはPPの上野嘉三(ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4)がスタート直後の第3コーナーで舩井俊仁(フェラーリ458チャレンジ)に抜かれたものの、舩井がスタート前に作業違反があったとしてドライブスルーペナルティ。これで上野が再びトップ。あとは影山正美が落ち着いて走るだけでよかった。影山は初、上野は開幕戦以来の2勝目を飾った。