スーパーGTニュース

投稿日: 2014.11.15 00:00
更新日: 2018.02.17 04:16

立川「1コーナーを回ると駆動が掛からなくなった」


2014 SUPER GT Race Report ZENT CERUMO RC F #1立川祐路/平手晃平
第8戦 ツインリンクもてぎ < MOTEGI GT 250KM RACE >

◆ 11月15日 (土) Qualify

公式予選総合結果 15位( ノータイム )

< 公式予選 > 天候:晴れ |コース状況:ドライ
 前回のタイ、Chang インターナショナルサーキットでは、接触等もあり苦戦を強いられ11位に終わった#1 ZENT CERUMO RC F。それから6週間のインターバルを置いていよいよシリーズ最終戦、ツインリンクもてぎにおいてシリーズ第8戦を迎えることとなった。

 タイラウンドのノーポイントの結果、LEXUS TEAM ZENT CERUMOのドライバーズランキングは9位となり、逆転チャンピオン獲得のチャンスは消えてしまったが、最終戦ではディフェンディングチャンピオンにふさわしいレースを展開したい。

 今回はレースウィークの金曜日にSUPER GT公式テストが行われ、3時間のセッションが設定された。タイから帰って来て初めて走行する#1 ZENT CERUMO RC Fだったが、空力パーツの影響かバランスが良くなく走り始めから思うようなタイムが出ない。立川が主にステアリングを握り、セッティングを細かく変更して走行を続けたが、トップからは1秒8ほど離された12位にとどまる結果となった。チームはこの走行で得られたデータを元に、さらにセッティングを変更して予選に臨むこととなった。

 予選日朝の公式練習は、晴れ/ドライ、気温10℃、路面温度15℃というコンディションでスタート。今回は最終戦ということで、これまで搭載していたハンディウェイトはなく、開幕戦時同様、車両が本来持つ性能が問われるレースとして開催される。まず立川がコースへ出て前日より大きく変更したセッティングの確認と煮詰めを行った。さらに中盤には平手に交代。ここでもセッティングの確認とタイヤの評価などを順調に行った。そしてセッション最後に設けられた10分間のGT500車両の専有走行では再び立川がドライブして、1分41秒244で8番手のタイムをマーク。セッティングもまずまず決まり手応えのあるセッションとなった。