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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.06.30 00:00
更新日: 2018.02.17 01:06

DENSO RC F、鈴鹿テストで貴重なデータを得る


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DENSO KOBELCO SARD RC F
鈴鹿GTA公式テスト、熟考を重ね貴重なデータを得る

http://www.sard.co.jp/race_r/news_20140628

鈴鹿GTA公式テスト(6/27-28)
鈴鹿サーキット(1周5.807km)

 6月27日(金)、28日(土)第5戦の会場となる鈴鹿サーキットにてGTA公式テストが行われ、DENSO KOBELCO SARD RC Fは、初日に1分51秒160の14番手タイム。2日目に1分50秒712の7番手タイムをマーク。課題が多く出た2日間のテストは、熟考を重ねてテストメニューを進め、貴重なデータを得る結果となった。2日間総合では12番手となったDENSO KOBELCO SARD RC Fは、僅差のタイム差の中での結果にとらわれずに、さらに熟考を重ね解析を進めて、7月19日(土)~20日(日)SUPER GT第4戦スポーツランドに不退転の決意で臨む。

■6月27日(金):晴れのち曇り
 第4戦SUGO、第5戦富士、第6戦鈴鹿と暑さ厳しい3連戦の前に行われる最後の公式テスト。各陣営とも様々なハンディ数値を考慮した仕様で臨んでおり、一概にタイムが車両間の絶対的なポテンシャルを意味する訳ではないが、1つの指標となるテスト。曇り空となったテストの初日、10時から気温26度/路面温度35度の中でセッション1が開始。DENSO KOBELCO SARD RC Fは、まずは石浦のドライブでコースイン。7周目に1分51秒564のタイムを出し、そこから基本的なバランス調整やパーツのテストを進めていった。24周目には1分51秒273のタイムでこれが午前中のベストタイム。26周目からはオリバーが乗車し、バランスの確認とセッション最後に設けられたセーフティーカー訓練をこなし、午前中のセッションは42周を走行して終えた。まだ満足できるセットにはなっていないとのコメントで午後も引き続きセット調整を進めることとなった。

 これからの夏の3連戦を見据えたテストメニューを持ち込んでいるDENSO KOBELCO SARD RC F。午後のセッション2は、気温26度/路面温度34度。午後はタイヤの確認が主なメニューで、いくつかのタイヤを石浦が確認。9周目に1分51秒160の6番手タイムをマークした。27周目からはオリバーが乗り込んでコースインをした直後に補器的なパーツの不具合によって異常を感じたため、念のためクルマを停止させ、午後の走行はここで取りやめとなった。セッション終わりのGT500単独の時間帯を走行することなく1日目を終えた結果、午後のセッション2は石浦がタイヤのテストを行っている途中でマークした1分51秒160の11番手タイムがベスト。初日総合では14番手にとどまった。