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F1ニュース

投稿日: 2010.04.30 00:00
更新日: 2018.02.15 19:43

FOTA、来季のタイヤについて協議するも決定に至らず。ミシュランとエイボンを検討


 フォーミュラワン・チームズ・アソシエーションの会合の後、ウイリアムズのテクニカルディレクター、サム・マイケルが、2011年以降のF1タイヤサプライヤーに関してミシュランとクーパー・エイボンの両者を検討していると述べた。決定はスペインGP前には行われない見込みだ。

 ブリヂストンが今季末でF1から撤退することを決定、現在F1は2011年以降のタイヤサプライヤーを探している。これまでミシュランが有力候補とみられてきたが、最近になってクーパー・エイボンがミシュランより低価格でタイヤを供給するという提案を行った。

「現時点ではミシュランとエイボンの間で検討が行われている」とサム・マイケルは、FOTAの会合の後、BBCに対してコメントした。
「エイボンの方が圧倒的にコストは安く済む。ただ、彼らは非常にコンペティティブなタイヤを作ってきた経験はあるものの、(ミシュランほど)製品の品質が証明されてはいない。ミシュランはかなり最近まで(F1で)活動していたが、エイボンはそれに比べると未知の要素が大きい」
「しかしコストの面で大きな差がある。チームが負担するコストはおそらく3倍ぐらいの差になる。したがって今も検討が行われている」

 以前フェラーリのチームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリは、次戦スペインGPまでにはタイヤの発表が行われるだろうと述べたが、今回マイケルはそれを否定した。
「FOTAの協議は、多くのファクターを考慮しなければならないという確認を行うものであり、金銭面の決定や技術面の決定を明確に行うものではない。こういった問題を決定するには、バーニー(・エクレストン)と話し合う必要がある。彼は昔からタイヤの供給について面倒をみてきたのだから」

 一方、29日にピレリもF1復帰への関心を正式に表明した。


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松尾春菜(まつおはるな)

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