メカニックの働きで、マシンを修復した勝田は、クラッシュから気持ちを切り替え、デイ2のSS7、8、11の3SSでクラス2位タイムを記録。ターマックへの理解度を高めている。
走行後、勝田は「デイ1の前半は気持ちに余裕もあり、無理なく走行できていました。しかしナイトステージでは視界が遮られ、ペースノートはとてもうまくいっていたのですが、思わぬ砂で滑ってしまいました」と走行を振り返った。
「レッキは(コドライバーの)マルコ(・サルミネン)の協力もあり、今回の難しいツイスティーな(曲がりくねった)コースを自分なりにうまく捉えることができました」
「とても悔しい結果となりましたが、ペースノートの精度の向上は自分で実感できたラリーだったので、次に繋げていくことができると思います」
新井、勝田の両名が挑む次のイベントは、4月20~22日開催のフランス・ラリー選手権第2戦リヨン・シャルボニエール=レ=バン・ローヌ。ラリー・サンレモから一転、ハイスピードで争われるターマックイベントだ。
両ドライバーは引き続き、R2車両でエントリーし、タイプの異なるターマックでの走り方、ペースノート作成法を学び、ラリーへの理解を深めていく。
