■セバスチャン・ローブ(#9 プジョー208 WRX、総合5位)
「ひと言で言うなら、ここでの“修業”は間違いなく容易ではないということです。どのレースにおいても、スタートからゴールまでトップをキープしなければなりません。トリッキーなコンディションではどんなドライバーもミスをしますので、私も小さなミスをしました。ヒート 4 でのミスは大きな痛手となりましたが、そこから巻き返しを図り、セミファイナルでいい走りをしてファイナルに進むことができました。ファイナルでは、ポディウムも視野に入れていましたが、残念ながらトランスミッションのトラブルで上位フィニッシュはできませんでした。ラリークロスの雰囲気は、とても好きです。マシンはとにかくパワフルで、ドライブするのが本当に楽しいですし、たくさんの観客が応援してくれて素晴らしいですね」
■ティミー・ハンセン(#21 プジョー208 WRX)
「この週末はすべてが裏目に出てしまいました。ヒートレースがあまり順調にいかず劣勢でしたが、昨年のように圧勝することはできなくても、私たちのパフォーマンスはとてもいいものでした。セミファイナルの序盤では、私が走っていたコースのイン側が荒れていて、ブレーキングに影響が出ました。この結果、ポルトガルではあまり選手権ポイントを獲得することができず、新しいシーズンの滑り出しは苦いものとなりました」
■デイビー・ジャネイ(#17 プジョー208 WRX)
「モンタレグレを終えて、ポジティブな手応えを感じています。もっとも理想的な滑り出しとは言えず、最初はマシンが思うように動いてくれずに手こずりました。しかしこの苦境を必死で乗り越え、セミファイナルに進出することができました。いいリズムをつかみ自分でも走りを楽しめましたが、レースは残念ながら思うようにはいきませんでした」
ラリークロスについて
ラリークロスは、ダートと舗装がミックスされた路面のサーキットを使用。コースの距離は1kmほどで、ジャンプスポットが入ることもある。ドライバーは週末を通してノックアウト形式でレースを行い、ファイナルに進出できるのは最も速く勇気のある6人のみとなる。
プジョー・シトロエン・ジャポンでは、今後もプジョーのモータースポーツを様々な角度から取り上げ、レース結果や新たな活動などについて、タイムリーに配信してまいります。
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