■シトロエン/シトロエン・レーシング
●アンドレアス・ミケルセン(シトロエンC3 WRC)/デイ3総合8番手
「ますます調子が良くなってきたよ! 僕たちはほとんどの時間をC3 WRCのグリップレベルを上げることに取り組んできたけど、僕は自分のドライビングスタイルを維持する必要があるという結論に達した。それが効果的だと分かったんだ」
「代わりにマシンセットアップに取り組むことにしたんだ。今日はそこに注力して、ステージごとにセットアップを変えていった」
「大会中にマシンのセッティングを変更するのは難しい。大きな変更はサービスパークで行う必要があるからね。でも肝心なことは僕たちが正しい方向に向かっているということだ」
●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)/デイ3総合27番手
「最初のステージを走った時、パッケージはとても優れていたということが分かった。苦戦した他の2ステージと違って、良いパフォーマンスを発揮できる場面があった」
「好感触を得られた理由は分からないけど、とにかく良い感触だった瞬間があった。それが何であれ、コースを最後まで走り通して経験をさらに積むようにした。明日も同じように取り組むつもりだ」
■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合2番手
「今日最後のSSではタイヤが完全に摩耗し、ブレーキ温度も上がってしまった。しかし、それ以外はうまく行き、コースに合わせてクルマを改善することができたよ」
「午前中最後のSS12では、パンクして遅れたほかのマシンの後ろをしばらく走り、土煙の中で前が見えず10秒程度を失った。どうやら、すぐ後ろを走る自分たちに気がつかなかったようだけど、決して少なくないタイムロスだ」
「だから、チームとして主催者にアピールしたよ。失ったタイムを少しでも取り戻すことができればと期待している」
●ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合5番手
「最後のステージでスピンした際にパワーステアリングに問題が起こり、タイムをロスした以外は良い1日だった」
「午後のステージでは、タイヤに大きな負担をかけないように全開アタックをひかえ、タイヤをうまく持たせるように気をつけて走り、また、路面が荒れると予想し、日中のサービスで車高を上げて足まわりを硬めた。それが正解だったようだね」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合4番手
「今日は出走順が3番手だったので、道の表面には滑りやすいルーズグラベルが多く、それを“掃除”しながら走るのは大変だった」
「自分にとっては新しい経験だったけど、多くを学べたのは良いことだと思う。思い切り攻めるのではなく、ミスのないスムーズな走りを心がけた」
「午前、午後の両方で最後のSSが近づくにつれてブレーキが厳しくなっていったから、マシンに問題が起こらないよう、かなり注意深く走った」
「また午後は気温が上がり、路面がザラついてタイヤには厳しいコンディションだったので、タイヤを労って走ったが、それは正しい判断だったと思う」