■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合2位
「最終日にトップとの差を縮め、2位でフィニッシュできたことに満足している。しかし、今日だけで2回ミスを犯してしまったことが悔やまれるね」
「まず、今朝の2本目のSSで深い轍の中を2速ギヤで走っていたところエンジンを止めてしまったんだ。そして、同じSSを2回目に走行した時には、ジャンクションで轍がかなり深くなっていて、うまくターンできずやぶの中を突っ切るしかなかった」
「しかし、チームにとってはリザルト、パフォーマンスの両面でとても良いラリーだったと思う」
●ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)/総合6位
「昨日に続き、今日もステアリング系のトラブルが断続的に発生し、少しタイムを失ってしまった。また、金曜日最後のSSでミスを犯したことが悔やまれる。あのミスがなければ、土曜日はもっと有利な出走順となり最終結果も違ったものになっていたかもしれないから、少し残念だ」
「しかし、今回はラリー中にいろいろなことを試し、将来に向けて有効な情報を集めることができたので、とても有意義なラリーだった。6位は自分にとってヤリスWRCでのベストリザルトだし、選手権ポイントを獲得することもできたからね」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合4位
「多くのドライバーがベストタイムを狙い全力でアタックするパワーステージで、トップタイムを記録したことにとても満足している。もはや順位が変わるような状況ではなかったから、午前中の2本のSSではタイヤを温存して走り、そのためタイムもあまり良くなかった」
「そしてパワーステージの1本前のSSではスピードの感覚を確かめるため少しハードに攻め、パワーステージではクリーンな走りを心がけながら全開アタックした。今回のラリーでは、低速でツイスティな道での走りかたを学習することができたから、次は速度の高い道の走りかたを覚えたいと思う」