SS1前に行われたシェイクダウンで4番手タイムを記録したラトバラは「シェイクダウンのコースでは、予想していた以上にグリップ力があった。最初の走行ではクルマが少しオーバーステア気味に感じられたけど、微調整を施したところハンドリングは良くなり、クルマにはとても満足している」と語っている。
「2002年に17才で初めてラリーGB(グレートブリテン)に出場し、今回が16回目の出場となる。何も問題なくラリーを走りきれば、トップ3以内でフィニッシュできるのではと期待しているよ」
ハンニネンは「明日は日中のサービスがない長い1日となるから、速さと安定性のバランスをとったアプローチで臨む必要がある」とコメント。
ラッピも「(27日は)かなり大変な1日となるだろう。直近の2戦は問題なく最後まで走りきることができなかったから、今回はポイント圏内でのフィニッシュを目標に走る」と意気込んだ。
27日(金)に行われる競技2日目は、ディーサイドから南下したウェールズ中部で3本のSSを2周する構成。ハンニネンがコメントしているように、午前と午後のSSの間にマシンを整備するサービスの時間が設けられていないため、マシントラブルやドライビングミスが普段以上に大きな影響を及ぼすことになる。
6SS合計の走行距離は119.32km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は514.55kmだ。
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