2018年シーズン初の本格ターマック(舗装路)ラリーとなるWRC世界ラリー選手権第4戦ツール・ド・コルスは4月6日、デイ1のSS1~4が行われ、前戦メキシコを制したセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)が後続に大きく差をつけて初日総合首位につけた。今戦も3台体制でラリーに臨むトヨタ勢は総合4番手のオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)がチーム最上位となっている。
■Mスポーツ・フォード
●セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)/デイ1総合1番手
「今日は素晴らしい1日だった。首位に立つのはいつだって嬉しいものだけれど、母国で首位になるのはなおさら嬉しいものだ! 今日はとても楽しんでドライブできた。各ステージを大いに楽しんだよ」
「昨年から僕たちは順調に進歩を遂げているけど、このスポーツでは1人で達成できることは何もない。常にチームの努力のおかげなんだ。この1年でマシン開発につぎ込んできた労力が、ついに報われつつあるんだ」
「すでにメキシコで成果が出ていた。グラベルで良い一歩を踏み出すことができたからね。これまでのところターマックでも改善してきているから、将来に向けてとてもポジティブだと思う」
「まだ2日間のラリーが残っていて、多くの新しいステージがあるから、リラックスしている時間はない。明日も今日と同じアプローチをとり、良いリズムを維持するようにしたい。新しいセクションはとてもチャレンジングだろうけど、プッシュし続けていかなければならない」
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)/デイ1総合6番手
「今日は簡単にいかないことは分かっていたけど、あの状況で望んでいたとおりに進むことができたと思う。公平に見て、フィル(・ミルズ/コドライバー)の仕事は素晴らしかった!」
「僕たちは信頼関係を築いているところだし、週末の間に改善を続けていけるよう願っている。僕のペースノートは、すこし特殊で、完全に理解していないと難しいんだ」
「フィルは僕たちのルートノートクルーの一員だからもちろんよく理解しているけれど、100パーセント順調に走るには、読み方にちょっとしたコツとやり方があるんだ。毎日読んで慣れていないと、とても難しい。そんななかでも彼は素晴らしい仕事をしてくれたよ」
「正直なところ、今日走ったコースは慣れているから少し楽だったけど、明日は新しいコースがたくさん待ち構えている。僕らは前に進み続けなければならないから、ベストを尽くして自分たちにできることをするつもりだ」
●ブライアン・ブフィエ(フォード・フィエスタWRC)/デイ1総合10番手
「今日は良い1日だったし、ショートステージの2度の走行の両方に満足している。ロングステージでは、まだ解決しなければならないことがあると感じた。今夜すべてのことについて議論し、明日には改善したいと願っている」