チーム代表を務めるトミ・マキネンは「ウェールズで実施した事前テストでは、充分にウエットコンディションを経験できた」と語る。
「我々がこのプロジェクトを始めて以来、そのような悪天候下で初めてテストを実施することができたから、いかなる天候やコンディションに対しても自信を持って臨むことができる」
「このラリーは、特に森のなかに多くのトリッキーな難しい部分がある。そして、天候の変化により路面コンディションはウエット、ドライと変わり、タイヤのグリップレベルが劇的に変化する」
「チーム全員がマニュファクチャラーズタイトル獲得に向けて全力で努力しており、ここ数戦での連勝によりオット(タナク)はドライバーズタイトル獲得のチャンスが以前よりも大きくなった。きっと、ラリーGBは素晴らしい戦いになるだろう」
ラリー・フィンランドから3連勝中のタナクは「基本的にラリーGBは好きなイベントだ。先週の事前テスト期間中は、雨により路面が大量の泥に覆われていたから、ラリーに向けて完璧なテストができた」としている。
「とても良いテストになったから、実戦でライバルとどれくらい戦えるのか楽しみだ。タイトル争いにおいては多くの可能性が残されていると思うから、自信を持ってラリーGBに臨むよ」
ヤリ-マティ・ラトバラは「(事前テストで)昨年苦労したトラクション(駆動力)不足を、かなり改善できた」とコメント。エサペッカ・ラッピは「自分自身と、そしてチームの選手権にとってプラスとなるような良い結果を残したい」と展望を語った。