■ヒュンダイ・モータースポーツ
●ティエリー・ヌービル（ヒュンダイi20クーペWRC）／総合6位
「今週末はまったく望んでいたようにはならなかった。上位の戦いに食い込めずに、ダメージを最小限にするだけだった。間違ったタイヤ選択と金曜日の他のトラブルが組み合わさって、スタート時から劣勢になり、それ以降役割を果たすことができなかった。今回は”ついていない週末”だったということにする」
「態勢を立て直して、フィンランドでは反撃に出るよ。パワーステージではできる限り激しくプッシュしたが、それ以上のことはできなかった。ダニ（ソルド）におめでとうと伝えたい。僕たちはもう6年もヒュンダイでともに戦ってきた。今回彼とカルロス（デル・バリオ／コドライバー）がチームでの初優勝を飾れたことは本当に嬉しいことだよ」
●アンドレアス・ミケルセン（ヒュンダイi20クーペWRC）／総合3位
「最終日の午前中は、エルフィン・エバンスとのギャップを縮めるために最大限プッシュしていった。全力を出さなければならなかったが、チャンスはあると確信していた。マシンのフィーリングはとても良く、完全に集中していた」
「4ステージすべてでトップタイムをマークできたことは、素晴らしい気分だったし、総合4位でも満足していた。残念ながらオットにトラブルがあり、そのために僕たちは表彰台フィニッシュを獲得した。予想外だったけれど、とてもうれしいボーナスだったね」
「ひとりのライバルの犠牲によって達成されたことだけれど、今週末に1位と3位の結果を出せたことに感謝しているよ」
●ダニ・ソルド（ヒュンダイi20クーペWRC）／総合1位
「本当に信じられない。言葉が出てこないよ。ヒュンダイに移籍して初めての優勝だし、キャリア2度目の総合優勝を飾ることができて素晴らしい気分だ」
「もちろんパワーステージで、オット（タナク）とトヨタにあんな不運が起きたことは本当に残念だ。だけど、こういった状況になったときにチャンスを掴めるよう、プレッシャーをかけ続けなければいけないこともわかっていた。今でも信じられない気分だ」
「週末を通して安定して速さを発揮できた。純粋なペースでオットに勝つチャンスはなかったから、僕たちはできることをして、とにかくミスをしないよう心がけていた」
「簡単ではなかったが、最後までやり通したよ。そして今、この素晴らしい勝利によって報われたんだ。カルロス（デル・バリオ／コドライバー）とチームに、サポートしてくれたことと、この結果をともに出してくれたことに感謝している」
「勝利の実感がわくまでには、少し時間がかかると思うよ」
