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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2016.09.26 16:38
更新日: 2016.09.26 16:41

2017年トヨタWRCドライバー候補のキーマンは15歳の天才少年?

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ラリー/WRC | 2017年トヨタWRCドライバー候補のキーマンは15歳の天才少年?

 来季2017年シーズンに向けて各マニュファクチャラーが新型WRカーの開発テストを加速させている状況のなか、1999年以来のワークス復帰を表明しているトヨタのドライバーラインナップが、近々発表される見込みのようだ。

 ワークスシートに座る2名のドライバーはともにフライング・フィンとなる模様で、エースはこれまでヤリスWRCの開発テストを長らく担当してきたユホ・ハンニネン。そしてセカンドには、2014年ERCヨーロッパ・ラリー選手権王者のホープ、エサピッカ・ラッピが起用されるという。

 シーズン開幕当初は2台体制でのエントリーとなるが、第4戦以降は3台目のエントリーも視野に入れており、その際のドライバー候補には意外な名前が浮上している。

 その3人めのドライバー候補もフィンランド出身。現在若干15歳の新鋭、カリ・ロバンペッラだ。そのファーストネームが示すとおり、彼は元WRCでプジョーやミツビシのワークスドライバーとして活躍したハリ・ロバンペッラの息子でもあり、わずか8歳にして動画サイト上に公開された映像により”密かなスター”として注目を浴びた経験の持ち主でもある(次頁参照)。

今季のWRCドイツ・ラウンドのサービスパークでは親子でMスポーツを訪問
今季のWRCドイツ・ラウンドのサービスパークでは親子でMスポーツを訪問

 カリは最近になって、トヨタWRCチームの陣頭指揮を執るトミ・マキネンの招集を受け、ヤリスWRCのテストドライブを経験。その前週にはERCのラリー・リエパヤに参戦し、敢闘賞に相当する『コリン・マクレー・フラットアウト・トロフィー賞』を受賞している。

 もちろん年齢的にERCでは賞典外となり、同イベントで併催されたラトビアの国内選手権枠でのエントリーだったが、そのスペシャルステージではERCウィナーに匹敵するスピードとタイムをマークするなど、才能を遺憾なく発揮してみせた。

ヤリスWRC'17スペックの開発も着々と進行中
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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