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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2016.10.14 22:00
更新日: 2016.10.14 22:06

GRC:VWビートルのスコット・スピードが大逆転でタイトル2連覇達成

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ラリー/WRC | GRC:VWビートルのスコット・スピードが大逆転でタイトル2連覇達成

 世界ラリークロス選手権(WorldRX)と並ぶビッグシリーズとして、北米を中心に開催されているGRCグローバル・ラリークロス・チャンピオンシップ。その最終戦となるロサンゼルス・ラウンドが10月8~9日に開催され、フォルクスワーゲンが送り込む“ワークス製”ビートルGRCが2年連続のタイトルを獲得。アンドレッティ・オートスポートがチームタイトルを連覇するとともに、長らく選手権をリードしてきたタナー・ファウストを逆転する形で、チームメイトのスコット・スピードが2度目のチャンピオンを連覇で決めた。

元F1ドライバーで、NASCAR参戦経験もあるスコット・スピードがGRC連覇
元F1ドライバーで、NASCAR参戦経験もあるスコット・スピードがGRC連覇

 ここまでのシーズンでファウストが4勝、スピードが3勝と、ライバルのフォード・フィエスタやホンダ・シビッククーペ、ヒュンダイ・ベロスターなどに対して圧倒的強さを見せてきたVWビートル。

土曜午後から始まったオープニングヒート1Bでは、2台のビートルが驚異的な強さを見せ、ファウスト、スピードがワン・ツー。セミファイナルヒートAでも勝利したスピードは、2度の王者経験者であるチームメイトに6ポイント差と迫り、日曜のファイナルでのタイトル争いは事実上ビートル同士の決戦に持ち込まれた。

しかし、迎えた最終戦のスーパーカークラスで予選最上位を獲得したのは、自身4度目のGRC参戦となった元WRCドライバーのクリス・アトキンソン。今回のイベントに日本からスポット参戦した新井敏弘とともに、スバル・ラリーチームUSAのWRX STIをドライブしたアトキンソンは、ファウストのビートルをコンマ171秒上回るトップタイムをマークした。

今季はフォルクスワーゲンvsフォードの展開となったシーズン
今季はフォルクスワーゲンvsフォードの展開となったシーズン

最終戦を迎えるまでポイントリーダーを守ってきたタナー・ファウスト「スコットにおめでとうといいたい」
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