世界ラリー選手権(WRC)4年連続チャンピオンのセバスチャン・オジエは、週内にも来季の活動に関する決断を下す見込みだ。
フォルクスワーゲンのWRC撤退により、その動向に注目が集まっているオジエ。現時点で彼に残されている選択肢はふたつのみとみられており、ひとつはMスポーツへ加入すること。もうひとつはプライベートチームとして17年型フォルクスワーゲン・ポロR WRCを走らせることだ。
オジエは「将来のビジョンが、より鮮明になってきた」と語る。
「まだWRCの戦いに身を投じたいと思っていることは確かだ。ただ、17年の開幕戦モンテカルロに参戦できる保証はない。契約を交わしてない以上、100パーセントの保証なんてものはないからね」
「オプションとして契約年数を1年にするのか、2年にするのか選択の余地がある。ただし、これを契約金の額で変化させるつもりはない。あくまで、そのチームにポテンシャルを感じられるかが重要だ」
「それを踏まえた上で、僕にはふたつの選択肢が残っている」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています