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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.04.03 11:25
更新日: 2017.04.03 15:24

2017年WEC公式テスト:2日目もトヨタ最速。ポルシェに1.1秒差つけテスト“制圧”

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ル・マン/WEC | 2017年WEC公式テスト:2日目もトヨタ最速。ポルシェに1.1秒差つけテスト“制圧”

 4月2日、イタリア・モンツァで開催されたWEC世界耐久選手権の公式テスト“プロローグ”は2日目を迎え、TOYOTA GAZOO RacingのトヨタTS050ハイブリッドが前日に続いてトップタイムをマークした。

 テスト最終日となる2日目は午前と午後、3時間ずつ計6時間のセッションが設けられた。この日もポルシェ、トヨタを筆頭に各チームとも積極的に走行を重ね、2週間後に迫った開幕戦シルバーストン6時間に向け、データを集めている。

 午前のセッションでトップに立ったのはポルシェ。ポルシェ919ハイブリッド1号車を駆るニール・ジャニが1分32秒020をマークすると、僚友2号車のブレンドン・ハートレーが0.004秒差でこれに続き、ポルシェ勢がワン・ツーとした。

ポルシェ919ハイブリッド1号車
ポルシェ919ハイブリッド1号車

 一方のトヨタは、8号車をドライブする中嶋一貴が1分32秒500というタイムで総合3番手。7号車の小林可夢偉が同4番手となった。なお、いずれのタイムも前日トヨタ8号車のマイク・コンウェイが記録したベストタイム、1分31秒332には届いていない

 シーズン開幕前最後のセッションとなった午後、ピットレーン出口のシグナルがレッドからグリーンに変わると同時にトヨタ8号車のニコラス・ラピエールがコースイン。すると、2周目に1分30秒547というタイムをマークしてみせる。

2日間の総合トップとなったトヨタ8号車TS050ハイブリッド
2日間の総合トップとなったトヨタ8号車TS050ハイブリッド

 また、ラピエールのあとに8号車のステアリングを握ったアンソニー・デビッドソンも35周目に1分30秒809をマーク。トヨタ7号車とポルシェ勢は1分30秒台に入れることができず、8号車トヨタが2日目、そして2日間の総合トップとなった。

 午後の2番手はトヨタ7号車がつけ、ポルシェは3、4番手となった。ポルシェ勢の2日目ベストは、1号車をドライブしたニック・タンディの1分31秒844だった。

1日目は首位。2日目を2番手で終えたトヨタ7号車
1日目は首位。2日目を2番手で終えたトヨタ7号車

ポルシェ919ハイブリッド2号車
ポルシェ919ハイブリッド2号車

■新参者がトップタイムをマーク


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