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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2024.03.03 13:35
更新日: 2024.03.03 14:04

カタールで苦戦のトヨタ勢、ペースで上位に及ばずも6位&9位のダブル入賞「これが精一杯」/WEC開幕戦

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ル・マン/WEC | カタールで苦戦のトヨタ勢、ペースで上位に及ばずも6位&9位のダブル入賞「これが精一杯」/WEC開幕戦

●小林可夢偉(チーム代表/7号車トヨタGR010ハイブリッド)

「残念ながら2024年シーズンの開幕戦は、終始パフォーマンスを探りながらの厳しい戦いとなってしまいました。現実的に見て今日は6位フィニッシュが精一杯でしたし、望んでいた結果ではありません」

「ここのコースと我々のクルマが合っていなかったのは明らかで、これほど今回のレースが我々にとってチャレンジングなものになるとは考えてもいませんでした。しかし、そんな困難なレースでもチームは全員が懸命に戦い、2台揃ってポイントを獲得できました」

「ドライバーはミスすることなく走り抜き、エンジニアやメカニックも素晴らしい仕事ぶりでした。このレースの内容を全て見つめ直し、イモラではもっと強くなって戻ってこられるよう頑張ります」

●マイク・コンウェイ(7号車トヨタGR010ハイブリッド)

「とても大変なレースだった。上位争いをするペースは我々にはなく、レースの展開によって浮き沈みがあるような状況だった。競争力がある時もあれば、そうでない時もあったんだ」

「レーススタート前は、ここカタールでどれだけ戦えるか未知数だったけど、ポイントを獲得できたのは良かったと思う。最後の最後に6位に上がれたのは幸運で、全体的に見ればまずまずの結果だろう。さらなる努力を続け、イモラではもっと上を目指したい」

●ニック・デ・フリース(7号車トヨタGR010ハイブリッド)

「10時間におよぶレースだったが、苦しい結果となった。僕たちはレースペースでも上位を争うライバル勢に対し及ばなかったので、6位という結果には満足すべきだろう。実力では6位には届いておらず、チェッカー直前でのちょっとした幸運のおかげによる6位だったのは確かだ」

「ポイントが獲得できたのは良かったし、これが今日我々のできるベストだったと思う。僕らはこの週末に最大限のパフォーマンスを発揮する必要があり、それは達成できたはずだ」

カタールで苦戦のトヨタ勢、ペースで上位に及ばずも6位&9位のダブル入賞「これが精一杯」/WEC開幕戦
2番手グリッドからスタートした7号車トヨタGR010ハイブリッド(中央)  2024年WEC第1戦カタールのスタートシーン

●セバスチャン・ブエミ(8号車トヨタGR010ハイブリッド)

「僕たちにとっては厳しいレースだったが、そんななかでもなんとかポイントを獲得できた。パフォーマンスで及ばない分、全力を尽くして2台揃っての完走は果たせた。勝てなくても、できる限りのポイント獲得を目指して戦ったんだ」

「厳しいレースウイークだったけれど、今後も努力を続け、イモラでは強くなって戻ってきたいと思う。イモラでのレースはWECでは初となり、経験したことのないコースだが、ここカタールよりは間違いなくGR010ハイブリッドに合っているはずだし、もっと良い結果を期待している」

●ブレンドン・ハートレー(8号車トヨタGR010ハイブリッド)

「チャレンジングなレースウイークで、最終日の今日も、とくに我々8号車にとっては厳しい一日だった。僕たちのクルマはどちらも表彰台を争うだけのスピードはなかった」

「それでもチームは一丸となって戦い、2台揃ってポイント獲得を果たした。ポイント獲得のために戦い続け、応えてくれたチーム全員を誇りに思うよ。今日は全力を尽くしたので、これからは次戦へ向けて集中する」

●平川亮(8号車トヨタGR010ハイブリッド)

「間違いなく本当に厳しいレースウイークで、予想以上に苦戦しました。良い結果を残すことができず本当に残念ですが、全員ができる限りの戦いをし、これが精一杯でした」

「イモラはコースレイアウトの面でもっと我々に向いていると思うので、次戦はさらに強くなって戻って来たいと思います。やるべきことは山積みです」

カタールで苦戦のトヨタ勢、ペースで上位に及ばずも6位&9位のダブル入賞「これが精一杯」/WEC開幕戦
セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮組8号車トヨタGR010ハイブリッド 2024年WEC第1戦カタール1812km


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