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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.05.16 11:04
更新日: 2017.05.16 11:05

WEC:トヨタ、スパでの7号車と8号車のラップタイム差に困惑。「今までになかったこと」

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ル・マン/WEC | WEC:トヨタ、スパでの7号車と8号車のラップタイム差に困惑。「今までになかったこと」

 TOYOTA GAZOO RacingからWEC世界耐久選手権に参戦しているアンソニー・デビッドソンは、第2戦スパ・フランコルシャンで2台のトヨタTS050ハイブリッド間でペース差が大きかったと指摘。チームに原因を特定するよう求めている。

 5月6日に決勝レースが行われたWEC第2戦スパで、デビッドソンとセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴がドライブする8号車トヨタは、2度のフルコースイエローからアドバンテージを得て、僚友7号車トヨタからリードを奪い、開幕2連勝を飾った。

 レース後、ブエミは優勝に値する走りをしていたのは7号車トヨタのマイク・コンウェイと小林可夢偉だったとコメント。デビッドソンも2度のフルコースイエローが8号車トヨタに1分程度のアドバンテージをもたらしたとしている。

 また、デビッドソンは同じハイダウンフォース仕様のパッケージで挑んだ7号車トヨタと8号車トヨタに、速さの面で大きな差があったことに当惑していると明かした。

デビッドソンはチームにラップタイムの違いが生まれた原因を特定する求めている
デビッドソンはチームにラップタイムの違いが生まれた原因を特定する求めている

 デビッドソンは「初めから、僕たちの間にはコンマ6~7秒の差があった」とコメントしている。

「彼らのマシン(7号車トヨタ)は明らかに速かった。あの週末、その傾向は変わらなかったよ」

「セブ(セバスチャン・ブエミ)は前を走る7号車トヨタを見て、よりパワーが出ていると感じたと言っていた」

「もし僕たちが7号車トヨタをドライブしたら、(コンウェイ/可夢偉と)同じタイムが出ただろう。耐久テストではいつも9人のドライバーが同じマシンを使うが、全員のタイム差はコンマ2~3秒内に収まるものなんだ」

「予選では必死に彼らのセットアップを真似てみたけど、それでもコンマ6~7秒の差があった」

「フリー走行で、僕はマイク(・コンウェイ)に対し、ターン1からオー・ルージュまでの区間でコンマ4~5秒も遅れていた。全開で走っていたにもかかわらずだよ!」

「ここまで差が生まれる理由がまったく分からない。2016年、ポルシェの1号車と2号車のペースに大きな違いがあったことはあるけど、僕たちには今までなかったことなんだ」

■チームディレクター「原因特定はル・マン前にやるべき重要タスクのひとつ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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