ドイツ・ニュルブルクリンクで開催された『第45回ADACチューリッヒ・24時間耐久レース』は5月27~28日、24時間の決勝レースが行われ、SP3TクラスにレクサスRCを投入したTOYOTA GAZOO Racing(TGR)はクラス12台中2位/総合26位で完走を果たした。
2007年にニュルブルクリンク24時間への挑戦を始め、2017年で11年目を迎えたTGRは今季、井口卓人、松井孝允、蒲生尚弥、矢吹久というラインアップで、スバルWRX STI、アウディTTなど、強豪マシンがひしめくSP3Tクラスにエントリー。
同クラスにレクサスRCを投入したTGRは、決勝を前に行われた2回の予選ではクラス2番手/総合52番手を獲得した。
迎えた決勝は現地時間27日(土)15時30分にスタートが切られた。レクサスRCは、スタートを担当した井口のドライブで順調に周回を重ね、その後は松井、蒲生、矢吹とバトンを繋いでいく。
そんななか、スタートから約6時間が経過した頃、他車と接触するアクシデントが発生。レクサスRCはボディにダメージを受けてしまう。
ピットに戻ったレクサスRCは、メカニックの素早い修復作業により大きな遅れを取ることなくコースに復帰する。
その後はアウディ、スバルに次ぐクラス3番手で夜間走行に入ると、トラブルで遅れをとったライバルを尻目に順調に走行を続け、28日(日)の日の出をクラス2番手で迎えた。
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