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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.07.15 11:16
更新日: 2017.07.15 11:36

WEC第4戦:ハイダウンフォース仕様投入のポルシェが初日ワン・ツー

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ル・マン/WEC | WEC第4戦:ハイダウンフォース仕様投入のポルシェが初日ワン・ツー

 7月14日、WEC世界耐久選手権第4戦がドイツ・ニュルブルクリンクで開幕した。走行初日となる14日は午前と午後に各1回ずつ、計2回のフリープラクティスが行われ、両セッションで2号車ポルシェ919ハイブリッドがトップタイムをマークした。

 6月中旬に行われたル・マン24時間耐久レースから約1カ月のインターバルを挟んで行われる第4戦ニュルブルクリンク。WEC後半戦の勢力図を占ううえでも注目の一戦となるなか、ポルシェは地元凱旋レースとなる第4戦に、今シーズン初めてハイダウンフォース仕様のボディキットを投入している。

FP2で2号車ポルシェ919ハイブリッドに次ぐ2番手につけた1号車ポルシェ
FP2で2号車ポルシェ919ハイブリッドに次ぐ2番手につけた1号車ポルシェ

 
 現地11時35分から開始されたフリープラクティス1回目では、セッション序盤にセバスチャン・ブエミが駆る8号車トヨタTS050ハイブリッドが1分41秒816というタイムで総合トップに立った。
 
 その後、残り15分あまりとなったセッション終盤、ル・マンを制した2号車ポルシェ919ハイブリッドのティモ・ベルンハルトがブエミのタイムを0.204秒上回る1分41秒612をマークし、このセッション最速となっている。
 
 総合3番手は1号車ポルシェ919ハイブリッド、同4番手には7号車トヨタTS050ハイブリッドが入ったが、上位4台の差は0.367秒以内と非常に僅差だ。
7号車トヨタTS050ハイブリッド
7号車トヨタTS050ハイブリッド

 
 なお、フリープラクティス1回目は、セッション最終盤にヴァイヨン・レベリオンの31号車オレカ07・ギブソン(ジュリアン・キャナル)と、デンプシー-プロトン・レーシングの77号車ポルシェ911 RSR(マービン・ディエンスト)が5コーナーで交錯するアクシデントが発生したため、残り3分を残して赤旗終了となっている。


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