■イベントステージもお見逃しなく
期間中、トークショーやライブイベントなど、さまざまな催しが行われるイベントステージ。14日(日)はドライバートークショーや立川談笑さんの落語、キッズプレゼントステージなどが行われた。
ピットウォークと同じ時間帯に実施された『足久保太鼓』による和太鼓パフォーマンでは巨大な和太鼓が登場。メンバーの息の合った力強い演奏で多くの人を魅了した。
15日(日)のステージプログラムは松田次生、平手晃平によるチェカレンジャー・トークショー、津軽三味線ライブ、WECグリッドセレモニーガールズステージに加え、14日も行われたAKB48チーム8のスペシャルライブなどが開催される。
■今年のピットウォークも盛況
毎年は土日の両日とも1時間以上という異例の開催時間の長さとなったピットウォーク。トヨタやポルシェなど、人気のチームでは多くのファンがサイン待ちの列を作るがフレデリック・マコウィッキを擁するポルシェGTチームや、澤圭太が所属するクリアウォーター・レーシングのピットも例外ではなかったようで、オートグラフセッション終了後も長蛇の列ができていた。
また、トヨタとポルシェのピット前でもサイン会が終了し、まもなく退場という時間になっても多くの人がピット前に集まり、ガレージの中を覗き込んでいる様子が見受けられた。
そんなトヨタのピット前にはWEC富士開幕直前から現在まで、TOYOTA GAZOO RacingのTwitterアカウント(@TOYOTA_GR)をジャックしている桃之介さんが登場。訪れたファンと交流しながら一緒に“ル・マンへの道”でお馴染みのカメラに対して後ろを向き、人差し指を突き出した右手を高く掲げる“桃ポーズ”でトヨタチームにエールを送る。
■往年の名車のベースは軽自動車
主に軽自動車をベースとするマシンで争われる耐久シリーズ、K4GPのマシンによるパレードラン/エキシビションランが14日(土)の予選後と15日(日)の決勝前に行われ、往年の名車や近年のル・マン24時間を制したGTカーそっくりのマシンたちがコースを走り抜けた。
参加した車両はポルシェ956、トヨタ7、ニッサンR382風などの本格的レプリカマシンから、シボレー・コルベットC7.R、ダッヂ・バイパーGTS-R風のようにベース車両のカタチを残すものまで、そのバラエティは豊かだ。
■パドックエリアの珍百景!?
ピットに出入りするドライバーや関係者を待つファンの方も多いパドックには、時に不思議な光景も。
そのひとつがレッドとブルーが鮮やかなオブジェ、あるいはは変形ロボットにも見える物体。その正体はスポンサーロゴやゼッケンナンバーを見れば分かるとおり、フォード・チップ・ガナッシレーシング・チームUKが使用するフォードGTのフロントカウルとリヤウイング付きリヤカウルがまとめられたものだった。
トヨタのスタッフが暗闇の中で操作しているのはタイヤウォーマーの温度管理システム。後ろから観察していると各タイヤとも100~105度という範囲で暖められているようだ。
■1000発の花火はどこに……?
14日(土)の19時頃からは1000発の花火が打ち上がった……はず。残念ながら同時間帯に発生していた霧の影響で花火玉の爆発音が聞こえはしたものの、ピットビルからその姿を確認することはできなかった。来年はぜひリベンジを!