レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.11.04 11:38
更新日: 2017.11.04 11:56

WEC:トヨタ、好調を維持して初日1-2。「まだ満足いく感触とは言えない」と一貴

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ル・マン/WEC | WEC:トヨタ、好調を維持して初日1-2。「まだ満足いく感触とは言えない」と一貴

 11月3日、WEC世界耐久選手権第8戦上海のフリープラクティス(FP)1回目、2回目が行われ、TOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタTS050ハイブリッドが両セッションでベストタイムをマークした。僚友の8号車トヨタTS050ハイブリッドが2番手につけ、トヨタは走行初日をワン・ツーで終えている。
 
 前戦富士でワン・ツー・フィニッシュを飾ったトヨタ。逆転でのタイトル獲得を目指し、連勝を狙うチームは走行初日となった3日のFP1とFP2、ふたつのセッションでライバルのポルシェを上回る幸先の良いスタートを切った。

2台のトヨタTS050ハイブリッド
2台のトヨタTS050ハイブリッド。8号車のフロントに左右2枚ずつのカナードが確認できる。

 
 今回の戦いの舞台である上海国際サーキットはタイヤに厳しいコースであるため、チームはマシンセッティングとともにタイヤの評価作業に重点を置いて初日のセットアップを進めていく。
 
 しかし、FP1開始時にオフィシャル間の無線トラブルの影響でセッション開始が当初予定されていた11時00分から12時30分へと90分遅れたことから、FP1とFP2のインターバルが短くなってしまった。このためトヨタは短時間での走行データ解析、ならびにタイヤの磨耗状況のチェックなどに追われることとなった。

 そんななかで迎えたFP2では、まず8号車トヨタのセバスチャン・ブエミがポルシェ勢を上回る1分45秒131というタイムをマーク。さらにホセ-マリア・ロペスから交代したマイク・コンウェイが、この日最速となる1分44秒741を記録。走行初日から昨年のポールポジションタイムまでわずか0.279秒に迫る速さをみせている。

8号車トヨタTS050ハイブリッド
8号車トヨタTS050ハイブリッド


関連のニュース