「(WSCCは)おそらく世界中のカテゴリーのなかでもっとも多様性のあるシリーズだろう。参戦する多数のマニュファクチャラーと、とても多くのコースレイアウト、そしてさまざまなセットアップを必要とする」
「IMSAとGT3をとりまく人々は、クルマのパフォーマンスをBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)によって同等にすることでカテゴリーにリアルな興奮をもたらしている」
「僕はかつてGTル・マン(GTLM)クラスに参戦したことがあるが、GTDでレースをするのは初めてだ。ABSなど、このカテゴリーで学ぶべきことはたくさんある。しかし、それらを含めて新たな挑戦を本当に楽しみにしているんだ」
FIA国際自動車連盟によるドライバーカテゴライズでは“シルバー”ランクに位置づけられているハイネマイヤー-ハンソンだが、その走りは現役DTMドライバーを苦戦させるほどのもの。
2013年から参戦し続けているWECでの経験はもちろん、2013、2014年にはIMSAシリーズのプロトタイプ・チャレンジPC)クラスへの参戦経験も持ち合わせるニューカマーが、2017年シーズン、速さを見せながらも勝利を掴むことができなかった『レクサスRC F GT3』に北米シリーズ初優勝をもたらすのか注目したいところだ。
2018年のIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップは1月25~28日、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されるデイトナ24時間レースで開幕する。