レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.02.01 11:36
更新日: 2016.03.03 12:03

デイトナ24時間:ESMのリジェLMP2が総合優勝

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ル・マン/WEC | デイトナ24時間:ESMのリジェLMP2が総合優勝

ウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC/旧USCC)開幕戦デイトナ24時間は現地時間30日〜31日、決勝レースが行われ、エクストリーム・スピード・モータースポーツ(ESM)のスコット・シャープ/エド・ブラウン/ヨハネス・バン・オーバービーク/ルイス・フェリペ・デラーニ組2号車リジェJS P2・ホンダが総合優勝を飾った。

 今年のデイトナ24時間には、4クラス合わせて54台がエントリー。予選では、雨のなかGTLMクラスの911号車ポルシェ911 RSRがトップタイムをマークするなどの波乱もあったが、レギュレーションによりSMPレーシングの37号車BR01・ニッサンがポールポジションを獲得。ESMの2号車リジェは2番グリッドから24時間の決勝レースに臨んだ。

 序盤からリードを奪うなど上位争いを展開していったESMの2号車リジェは、残り2時間というところでオーバービークからデラーニへとドライバーチェンジ。その後、ウェイン・テイラー・レーシングの10号車コルベットDPから首位を奪取すると、そのままリードを守り切り、最終的には736周を走り切ってトップでチェッカー。ESMやエンジンメーカーのホンダにとっては初のデイトナ24時間制覇となった。また、2014年にアメリカン・ル・マン・シリーズとグランダムが合併して現シリーズが誕生してから、LMP2車両がデイトナを制するのも初めてのこととなる。

 2位に入ったのはルーベンス・バリチェロもドライブした10号車コルベットDPで、首位とは26秒差でチェッカー。最後まで首位争いを展開したものの、終盤は排気ガスがコクピット内に入り込んでしまう症状に見舞われるなどのトラブルも抱え、最終スティントを担当したマックス・アンジェレッリは検査のためレース後に病院へと向かった。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース