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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.05.03 20:44
更新日: 2018.05.03 22:43

アロンソ駆る8号車トヨタが首位発進/【タイム結果】WEC第1戦スパ・フランコルシャン FP1

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ル・マン/WEC | アロンソ駆る8号車トヨタが首位発進/【タイム結果】WEC第1戦スパ・フランコルシャン FP1

 2018年5月3日、翌年6月のル・マン24時間レースまで1年強に渡って戦いが繰り広げられる2018/19年WEC世界耐久選手権“スーパーシーズン”の開幕戦『トタル・スパ・フランコルシャン6時間レース』が開幕。同日、オープニングセッションのフリープラクティス1回目が行われ、フェルナンド・アロンソ駆るTOYOTA GAZOO Racingの8号車トヨタTS050ハイブリッドが最速タイムをマークした。

 晴天のなか気温11.6度、路面温度19.4度というコンディションで始まったシーズン最初のセッションは、序盤からマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ-マリア・ロペス組の7号車トヨタTS050ハイブリッドと、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、フェルナンド・アロンソ組の8号車トヨタTS050ハイブリッドの2台がタイムシートの上位を固めていく。
 
 そんななかで最速ラップをマークした8号車トヨタはセッション中盤、ブエミから代わったアロンソが、直前まで同車のベストタイムとなっていた1分58秒491を約コンマ1秒上回る1分58秒392を記録。ライバルであるLMP1プライベーター勢や僚友の7号車トヨタもこれを更新することなく90分間のセッションが終了したため、アロンソがWECデビュー戦のセッション1回目でファステストタイムを刻むこととなった。
 
 8号車トヨタに次ぐ総合2番手は、0.237秒差の1分58秒629を記録した7号車トヨタが続き、レベリオン・レーシングの3号車レベリオンR13・ギブソンが1分58秒849というタイムで総合3番手に入っている。
 
 総合4番手となったドラゴンスピードの10号車BRエンジニアリングBR1・ギブソンと同5番手の1号車レベリオンR13・ギブソンが1分59秒台をマーク。バイコレス・レーシング・チームの4号車ENSO CLM P1/01・ニスモ、SMPレーシングが走らせる2台のBRエンジニアリングBR1・AERは2分00~01秒のタイムとなった。また、CEFC TRSMレーシングのジネッタG60-LT-P1・メカクロームは2台とも1周のみの走行に留まり、タイムを計時していない。

2018/19年WECスーパーシーズンを戦うトヨタTS050ハイブリッド
2018/19年WECスーパーシーズンを戦うトヨタTS050ハイブリッド
パストール・マルドナドのドライブでLMP2クラス首位となったドラゴンスピードの31号車オレカ07・ギブソン
パストール・マルドナドのドライブでLMP2クラス首位となったドラゴンスピードの31号車オレカ07・ギブソン

 LMP2クラスはドラゴンスピードの31号車オレカ07(ロベルト・ゴンザレス/パストール・マルドナド/ナタナエル・ベルトン組)が2分03秒494をマーク。LMP1クラスのSMPレーシングの間に割って入る形で総合8番手/クラストップとなった。

 LM-GTEクラスでは2分15秒014を記録したフォード・チップ・ガナッシ・チームUKの67号車フォードGT(アンディ・プリオール/ハリー・ティンクネル/T.カナーン組)が僚機の66号車フォードGTを従えてプロクラストップに。
 
 アマクラスは、ミッドシップレイアウトのポルシェ911 RSRが導入されたデンプシー-プロトン・レーシングの88号車ポルシェ(カリッド・アル-クバイシ/ジョジョ・ローダ/マッテオ・カイローリ組)が2分16秒601というタイムで首位に立っている。

フォード・チップ・ガナッシ・チームUKが走らせるフォードGT
フォード・チップ・ガナッシ・チームUKが走らせるフォードGT
レベリオン・レーシングの3号車レベリオンR13・ギブソンがトヨタ勢に次ぐ総合3番手につけた。
レベリオン・レーシングの3号車レベリオンR13・ギブソンがトヨタ勢に次ぐ総合3番手につけた。
デンプシー-プロトン・レーシングの88号車ポルシェ911 RSR
デンプシー-プロトン・レーシングの88号車ポルシェ911 RSR

■2018/19年WEC世界耐久選手権第1戦スパ・フランコルシャン フリープラクティス1回目結果


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