ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.05.09 19:50
更新日: 2018.07.31 14:08

ポルシェ、919“EVO”のオンボード公開。週末のニュル24時間では956と共演へ


 ポルシェは4月上旬、スパ・フランコルシャンで非公式ながらF1のレコードタイムを更新した『ポルシェ919ハイブリッドEVO』のオンボード映像を初公開した。また、同車を5月12~13日に開催されるニュルブルクリンク24時間レースのスタート前にグループCカー、ポルシェ956とともに走行させるとアナウンスしている。

 4月9日、ポルシェはメルセデスF1が持つスパ・フランコルシャンのレコードタイムを、2017年を最後に現役を退いたLMP1マシン『ポルシェ919ハイブリッド』に大幅なアップデートを施した“EVO”モデルで更新するチャンレンジを実施した。

“919トリビュート”の名の下、どのレースの車両レギュレーションにもとらわれない自由な改造によって空力、足回り、パワートレインなどの各所に改良を受けた919ハイブリッドEVOは、ワークスドライバーのニール・ジャニのドライブによって非公式のレコードタイム、1分41秒770を樹立してこのチャレンジを成功させた。

 今回、ポルシェはそんな919ハイブリッドEVOと1980年代のスポーツカーレース/ル・マン24時間で活躍した956をニュルブルクリンクの北コース“ノルドシュライフェ”で走らせるとアナウンスした。

 F1マシンをも凌ぐスピードを手に入れた現代のモンスターマシンと、1983年に当時のニュルブルクリンク北コース(20.835km)で6分11秒13というレコードタイムをマークした伝説のマシンが、約20万人のファンの前でその姿を披露する。

ポルシェ956Cとポルシェ919ハイブリッドEVO
ポルシェ956Cとポルシェ919ハイブリッドEVO
ポルシェ956Cとポルシェ919ハイブリッドEVO


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