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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.05.14 00:57
更新日: 2018.05.14 03:27

ニュルブルクリンク24時間:912号車ポルシェが4号車メルセデスを下し逆転勝利

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ル・マン/WEC | ニュルブルクリンク24時間:912号車ポルシェが4号車メルセデスを下し逆転勝利

 第46回ADACチューリッヒ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)は5月13日、決勝レースの赤旗中断が現地時間14時に解除され、1時間30分の戦いが展開されたが、ここで逆転しトップに立ったマンタイ・レーシングの912号車ポルシェ911 GT3 R(リヒャルド・リエツ/パトリック・ピレ/フレデリック・マコウィッキ/ニック・タンディ)が優勝を飾った。

 深夜2時頃から雨が降り、いったんは小康状態だったものの、夜が明けた頃からふたたび雨が降りはじめたニュルブルクリンク24時間。レースは終盤を迎えていたが、11時59分、レース中断を告げるレッドフラッグが提示されていた。

 しばらく霧は深いままで、13時頃にメインストレート上の霧こそ薄くなったものの、強い雨が降るなかリスタートが告げられた。13時45分、ふたたびグリッドに並べられたマシンがフォーメーションラップに出るが、コースは完全にヘビーウエット。そのなかで残り1時間30分の戦いが展開されていった。首位に立っていたメルセデスAMGチーム・ブラックファルコンの4号車メルセデスと、2番手の912号車ポルシェは同一周回。3番手争いも4台が同一周回という展開だ。

 グランプリコース周辺が非常に霧が濃い状態だったが、中断時トップの4号車メルセデスを駆るアダム・クリストドロウは、ハイペースで同一周回の2番手だった912号車ポルシェを駆るマコウィッキとの差を広げようとするが、なかなか2台は差がつかない。また、007号車アストンマーチンとブラックファルコンの2台のメルセデスAMGの間でも、激しい表彰台圏内の争いが展開されていった。

 2台によるトップ争いは129周目の1コーナーで決した。ドッティンガー・ホーエからスリップストリームにつけたマコウィッキは、グランプリコースに入りふたたびスリップへ。1コーナーでアウトにマシンを振ると、ギリギリまでブレーキングを遅らせ、クロスラインでアウトからオーバーテイク! 2台は接触し姿勢を乱すが、わずかなカウンターステアで立て直したマコウィッキに対し、クリストドロウはハーフスピンを喫してしまった。

赤旗中断時のピットレーン
霧のなかリスタートする4号車メルセデスAMGと912号車ポルシェ
ニュルブルクリンク24時間の表彰台
表彰台の下に置かれたトップ3マシンたち


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