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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.05.14 17:54

ブランパンGT:メルセデスAMGがタイラウンド完全制覇。ニッサンGT-Rがシリーズ初表彰台

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ル・マン/WEC | ブランパンGT:メルセデスAMGがタイラウンド完全制覇。ニッサンGT-Rがシリーズ初表彰台

 2018年のブランパンGTシリーズ・アジアは5月12~13日、タイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで第2ラウンドが行われ、グループM・レーシングのメルセデスAMG GT3勢が開幕4連勝を飾った。

 グループMのメルセデス勢は予選から圧倒的な速さを発揮し、予選Q1では999号車AMG GT3が、予選Q2では888号車がAMG GT3がポールポジションを獲得し、決勝レースへ臨んだ。

■レース1

 迎えた60分のレース1、ポールポジションからスタートした999号車AMG GT3はじわじわとギャップを拡大。レース開始から35分が過ぎ、ピットレーンがオープンするころには3.5秒のギャップを築いてみせる。

 しかし、セパンでの第1ラウンドでも勝利を挙げている999号車AMG GT3にはピットストップでサクセスペナルティが課されるため、全車がピットを済ませると2番手に後退。トップにはFFFレーシングの19号車ランボルギーニ・ウラカンGT3が浮上した。

 レース終盤は、この2台にハブオート・コルサの27号車フェラーリ488 GT3を加えた3台による優勝争いが繰り広げられるかと思われたが、19号車ウラカンはピットストップ時の制止時間が短かったとしてストップ・アンド・ゴー・ペナルティを課されて優勝争いから脱落。

999号車メルセデスAMG GT4
999号車メルセデスAMG GT4

 これでトップに浮上した999号車AMG GT3は、そのまま逃げ切り優勝。2位に27号車488 GT3、3位にアブソリュート・レーシングの3号車アウディR8 LMS GT3が入った。

 GT4クラスはポールポジションからスタートしたBMW Team Studieの木下隆之/砂子塾長組81号車BMW M4 GT3とグループMの666号車メルセデスAMG GT4がオープニングからポジションを入れ替えながら優勝争いを展開。

BMW Team StudieのBMW M4 GT4
BMW Team StudieのBMW M4 GT4

 しかし、トップを走る666号車AMG GT4が1コーナーでスピンしたことで、砂子塾長操る81号車M4 GT4がトップに浮上。木下にバトンタッチした後もリードをキープしたが、第1スティントで出されたフルコース・イエロー時に適切な対応を行わなかったとしてドライブスルーペナルティを課されてしまう。

 これでトップに666号車が返り咲くと、そのままチェッカー。2位にクラフト・バンブー・レーシングの77号車ポルシェ・ケイマンGT4・クラブスポーツMR、3位にJWDユニックス・レーシング・チームの22号車ポルシェ・ケイマンGT4が続いた。


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