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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.06.14 03:39
更新日: 2018.06.14 04:52

ル・マン24時間開幕! フリープラクティスはトヨタが順当にワン・ツー発進

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ル・マン/WEC | ル・マン24時間開幕! フリープラクティスはトヨタが順当にワン・ツー発進

 第86回ル・マン24時間耐久レースは6月13日、フランス、ル・マンのサルト・サーキットで現地時間16時から、4時間のフリープラクティスが行われた。このセッションではマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組7号車トヨタTS050ハイブリッドがトップタイムをマーク。2番手にはセバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組8号車トヨタTS050ハイブリッドが続き、トヨタがワン・ツー。レベリオン・レーシングの3号車レベリオンR13・ギブソンが3番手に続いている。

 伝統のル・マン24時間が、今年も始まった。2017年まで3連覇を果たしたポルシェがLMP1クラスでの活動を終え、唯一LMP1にメーカーワークスとして残ったトヨタに対し、プライベーターLMP1チームがどう戦いを挑むのか、そしてトヨタの初優勝は達成されるのか……という今季のル・マン24時間だが、その戦いをうらなう最初のフリープラクティスが、現地時間16時からスタートした。

 天候は走行開始直後こそ薄曇りだったものの、次第に陽が出はじめ、やや汗ばむコンディション。走行開始のプラクティス直後ながら、LMP1に参戦するCEFC TRSMレーシングの6号車ジネッタG50・メカクロームがストップしたり、LM-GTEプロに参戦する93号車ポルシェ911 RSRが第1シケインでクラッシュしたりと、アクシデントも起きている。

 そんななか、注目のLMP1クラスは、7号車トヨタが早々に3分19秒台へ。終了まで残り10分というところでは、昨年のポールシッターである可夢偉がステアリングを握り、3分18秒718というタイムをマーク。まずはトップでフリープラクティスを終えた。

 終盤まで2番手には3号車レベリオンがつけ、SMPレーシングの11号車が続いていたものの、チェッカー周にブエミがドライブした8号車トヨタが3分19秒275をマーク。最終的にはトヨタのワン・ツーとなった。

 3分19秒426というベストタイムで3番手につけたのは、途中スピンもあった3号車レベリオン。注目のトヨタ勢とのタイム差は、7号車との差で0.708秒となっている。4番手にはドラゴンスピードの10号車が、5番手には終盤ジェンソン・バトンが3分21秒304にタイムを上げた11号車と、BRエンジニアリングBR1勢が続いている。

 LMP2クラスは、G-ドライブ・レーシングの26号車オレカ07が3分26秒529でトップタイム。アイデック・スポーツの48号車オレカが2番手、TDSレーシングの28号車オレカが3番手と、オレカ勢がトップ3を占めている。

 6メーカーのワークスが争うLM-GTEプロクラスは、93号車、92号車、91号車とポルシェGTチームのポルシェ911 RSRがトップ3を独占。フォード・チップガナッシUKの66号車フォードGTが4番手、AFコルセの71号車フェラーリ488 GTEエボが5番手につけた。ポルシェ勢のみが3分50秒台に入れている。

 この後ル・マン24時間は現地時間22時から2時間の予選1回目が行われる。

8号車トヨタTS050ハイブリッド
レベリオン・レーシングの3号車レベリオンR13・ギブソン
ドラゴンスピードの10号車BRエンジニアリングBR01
LMP2クラスの首位でフリープラクティスを終えた26号車オレカ
93号車ポルシェ911 RSR
92号車ポルシェ911 RSR
91号車ポルシェ911 RSR
66号車フォードGT


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