ドイツの有名自動車誌『アウト・モーター・ウント・シュポルト』は、BMWモータースポーツ代表のイェンス・マルカルトへのインタビューを掲載したが、このなかでマルカルトは「2019年から新型GTマシンで世界への挑戦を目的としている」と明言し、ル・マン24時間に復帰することを認めたと報じた。
『アウト・モーター・ウント・シュポルト』によれば、dpa(ドイツ・プレス・エージェンシー)が7月22日に開催されたDTMザントフールト戦において、BMWチーフ開発オフィサーを務めるクラウス・フレーリッヒへのインタビューを実施。そのなかで、フレーリッヒからBMWがWEC世界耐久選手権とル・マン24時間にカムバックする内容の発言があった。アウト・モーター・ウント・シュポルトは、それを受けてマルカルト代表へインタビューを試みたという。
ドイツのモータースポーツ界では2年ほど前から「BMWがル・マンに復帰するのではないか?」というウワサが何度も流れていた。しかし、そのたびにマルカルトは「いまのBMWはDTMの活動に集中する」と答えていた。しかし、チーム開発オフィサーからの発言もあり、本人の口からも語られたようだ。
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