総合3番手にはバトン駆る11号車BR1が、トップと1.043秒差の1分26秒890でつけ、以下アンドレ・ロッテラーらを擁するレベリオン・レーシングの1号車、3号車レベリオンR13・ギブソン、SMPレーシングの17号車BR1までが1分27秒台でトップ6入り。ドラゴンスピードの10号車BRエンジニアリングBR1・ギブソンとバイコレス・レーシング・チームの4号車ENSO CLM P1/01・ニスモはそれぞれ1分29秒台のタイムとなった。
井原慶子がスポット参戦するLMP2クラスは、TDSレーシングの28号車オレカ07・ギブソン(フランソワ・ペロード/マシュー・バキシビエール/ジャン-エリック・ベルニュ組)が1分30秒360を記録してクラス首位に。井原組50号車リジェJS P217・ギブソンはクラス最後方の7番手に沈んだ。
LM-GTEプロクラスはフォード・チップ・ガナッシ・チームUKの66号車フォードGT(ステファン・ミュッケ/オリビエ・プラ組)が1分38秒555のクラス最速タイムをマーク。同じく1分38秒台にポルシェGTチームの91号車、92号車ポルシェ911 RSRが並んでいる。
3人の日本人ドライバーが挑むLM-GTEアマクラスでは、アストンマーチン・レーシングの98号車アストンマーチン・バンテージ(ポール・ダラ-ラナ/ペドロ・ラミー/マティアス・ラウダ組)が最速。星野敏が加入したデンプシー-プロトン・レーシングの88号車ポルシェ911 RSRはクラス4番手につけ、澤圭太組のクリアウォーター・レーシング、61号車フェラーリ488 GTEはクラス6番に。石川資章率いるMRレーシングはクラス8番手となっている。
WEC第4戦富士は12日、15時30分からフリープラクティス2回目から行われる。